「かくかく、鹿々、四角いムーブ」の自動車のC Mに、1歳11ヶ月の孫が、反応し、片言ながら、
この言葉を口にします。 印象が強く、注意を引くのでしょう。
自動車の形は、丸こかったり、四角張たりした、デザインを見かけます。
「ムーブ」の宣伝は、四角い事を強調しています。
・ 陶芸作品も、何かの形、デザイン、テーマなどを絞り込む事により、一層作品が個性的に成ります。
(注: 「こだわる」と言う言葉は、以前は、否定的な意味(悪い意味)で使われていましたが、
現在では、肯定的な意味で使われる事が、多くなりました。ここでは、肯定的に、使います。)
・ 芸術と呼ばれる分野の作品は、何を表現したいのか、他人との、又今までの作品との
差別化(新しい事)が重要に成ります。
その為の方法として、統一化、「こだわり」化も、重要な一つの要素に成ります。
本日の本題に入ります。
1) 統一する (こだわる)
作品に、あれもこれもと、色々盛り込まず、或る一つの形(文様など)を使い、全体を構成します。
一目見て、作者の意図する所が解かれば、全体の印象を、強く持つ事が出来ます。
例: 四角を基本にした、急須を見た事が有ります。
本体は勿論、蓋、蓋の摘み、高台、取っ手も注ぎ口も、断面が四角形で、構成されています。
これは、一目見て、四角に「こだわった」、(四角で統一した)作品で在る事が解かります。
又 印象も、強く残ります。
① 形を統一する(形にこだわる)
丸、球、円、楕円形、三角、四角(正方形、長方形)、その他、多面体、特殊な形の、曲面、凹凸
等のいずれか一つを使い、作品を構成する。
なるべく他の要素を、排除する。
② 作品の種類に「こだわる」
作る作品の種類を少なくする。(特化する)
お茶道具(茶陶器)、花器、壷、食器(飯茶碗、皿、鉢)、酒器、細工物など、
自分の得意な分野を絞り、それに「こだわり」専門に作る。
③ 模様に「こだわる」
独自の模様(絵、彫刻、文様など)を持つ、著名人は、かなり多いです。
この模様は、「誰々さんの模様だ」と解かれば、その作品は、個性的な作品と成ります。
④ 色、釉薬に「こだわる」
形や模様ではなく、釉薬や色に「こだわる」人も多いです。
もっとも、陶磁器の産地の作品は、その産地の土、その土地の釉を使う事によって、
他の産地と、差別化を図っている(個性化)ともいえます。
それとは別に、個人で釉を研究し、独自の釉を作り出す事も、新しい作品に成ります。
釉には、色の他に、天目、マット、結晶、ヒビ釉、流文など多彩です。
以下、次回に続来ます。
陶芸の新しい形
この言葉を口にします。 印象が強く、注意を引くのでしょう。
自動車の形は、丸こかったり、四角張たりした、デザインを見かけます。
「ムーブ」の宣伝は、四角い事を強調しています。
・ 陶芸作品も、何かの形、デザイン、テーマなどを絞り込む事により、一層作品が個性的に成ります。
(注: 「こだわる」と言う言葉は、以前は、否定的な意味(悪い意味)で使われていましたが、
現在では、肯定的な意味で使われる事が、多くなりました。ここでは、肯定的に、使います。)
・ 芸術と呼ばれる分野の作品は、何を表現したいのか、他人との、又今までの作品との
差別化(新しい事)が重要に成ります。
その為の方法として、統一化、「こだわり」化も、重要な一つの要素に成ります。
本日の本題に入ります。
1) 統一する (こだわる)
作品に、あれもこれもと、色々盛り込まず、或る一つの形(文様など)を使い、全体を構成します。
一目見て、作者の意図する所が解かれば、全体の印象を、強く持つ事が出来ます。
例: 四角を基本にした、急須を見た事が有ります。
本体は勿論、蓋、蓋の摘み、高台、取っ手も注ぎ口も、断面が四角形で、構成されています。
これは、一目見て、四角に「こだわった」、(四角で統一した)作品で在る事が解かります。
又 印象も、強く残ります。
① 形を統一する(形にこだわる)
丸、球、円、楕円形、三角、四角(正方形、長方形)、その他、多面体、特殊な形の、曲面、凹凸
等のいずれか一つを使い、作品を構成する。
なるべく他の要素を、排除する。
② 作品の種類に「こだわる」
作る作品の種類を少なくする。(特化する)
お茶道具(茶陶器)、花器、壷、食器(飯茶碗、皿、鉢)、酒器、細工物など、
自分の得意な分野を絞り、それに「こだわり」専門に作る。
③ 模様に「こだわる」
独自の模様(絵、彫刻、文様など)を持つ、著名人は、かなり多いです。
この模様は、「誰々さんの模様だ」と解かれば、その作品は、個性的な作品と成ります。
④ 色、釉薬に「こだわる」
形や模様ではなく、釉薬や色に「こだわる」人も多いです。
もっとも、陶磁器の産地の作品は、その産地の土、その土地の釉を使う事によって、
他の産地と、差別化を図っている(個性化)ともいえます。
それとは別に、個人で釉を研究し、独自の釉を作り出す事も、新しい作品に成ります。
釉には、色の他に、天目、マット、結晶、ヒビ釉、流文など多彩です。
以下、次回に続来ます。
陶芸の新しい形