コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

GEORGE NAKASHIMA ジョージ・ナカシマのこと~その2

2007-10-19 01:23:13 | イサム・ノグチ / ジョージ・ナカシマ
おはようございます!!今朝も早朝から目が覚めてしまいました…涙ちなみに朝は15度くらいでとっても寒いんです…。

さて、昨日に引き続き、ジョージ・ナカシマの話題です。

収容所では、Nakashimahaは、日本の伝統的な大工仕事を教育していたGentauro Hikogawaに出会いました。そして、Hikogawaの監督のもと、Nakashimaは伝統的な木工道具や建具の技術を習得しました。

Nakashimaの木工デザインの特徴は、スムースな表面でかつ、側面は木の素材のままの大きな木材Slabを使って製作されたテーブルなどです。(詳しくは画像を参照。)

1943年、アントニン・レイモンドは、成功裏にNakashimaのスポンサーとなり、収容所から彼を解放して、ペンシルバニア州ニュー・ホープにあるレイモンドの農場にNakashimaを招きました。

後に、NakashimaはKnollやWiddicomb-Mueller向けに家具シリーズをデザインし、彼の工房は成長してゆきました。
日本のデザインと共にアメリカや国際的なモダン・スタイルをベースにし、Nakashimaは、最高のMid-Century工房家具の名前と同義語となっています。

現在、NakashimaのオリジナルVintage作品は、オークション等では、目が飛び出るほどの高額で取引されていて、残念ながら私は写真を見るだけで満足(笑)

画像は、ジョージ・ナカシマのオークション特集から。お金の話をするのは、なんか「やらしい」感じがして、躊躇うのですが、業界紙を読んでいて驚いたので、今回は特別…。

画像の上の1964年の作品であるブラック・ウォルナットとブルーのファブリック・クッションのチェアが$16450=約200万円!!

そして、下の1989年の作品であるウォルナットのコーヒー・テーブルが、Nakashimaのコーヒー・テーブルとしては世界新記録!!ニューヨークの有名なBonhamボンハム・オークションで、予想落札価格の10倍を記録しました。

なんと、なんと最終落札価格は、$300000=約3600万円!!!!!コーヒー・テーブルひとつで、この価格・・・うーん、恐るべし…。

もちろん、20世紀を代表するモダン家具ですから当然かも知れませんが・・・。ちなみに、このNew YorkのBonhamオークションハウスで、
6月に行われたNakashima関連の6品目の最終落札合計が$6000000=約7200万円を超えたそうです!!!うわぁー、うわぁー、驚き!まさに「芸術品」。

ご存知ない方もいらっしゃると思うので、追加しますが、オークションでは、落札者がBuyer’s Premiumという手数料を落札価格にプラスして、オークション・ハウスに支払います。大体、最終落札価格の10~20%程度なんですが、この手数料だけで1000万円ほどになる計算ですよネ~。

ちなみに、金銭的に余裕のある羨ましい方がおられましたら、日本でも手に入るようです。私のお気に入りは、ベンチ天然木のテーブルです。
おひとつ投資にいかがですか?(笑)Nakashimaの作品の価格は、これからも上がるそうです…。

なんか、普段の私の生活からかけ離れた話題を書いていたので、パソコンのキーボードを打つ手に汗をかいてきました

今日のフェニックス:

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コメント
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