コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

LANEレーン

2007-10-10 02:48:03 | 販売
今に始まった事ではないのですが、アリゾナはとっても乾燥してます。(湿度10%以下)で、今日、たまたま自分の足(特に膝から下)を見たら、なんとも可愛そうな状態に…まるで乾燥した土地のように、また、ワニの皮のように、ボソボソ状態でした。まあ、痛みがあるわけじゃないんですけど…。普段は皮膚は強いと自覚してたんですけど…で、モイスチャー・ローションを早速塗ってあげました。これで、ちょっと様子を見ようと思います!!



さて、今日は、アメリカの有名な家具メーカーであるLaneレーンについて勉強です。とくにMid-Century時代の家具は有名です。皆さんの中で、アメリカのMid-Century家具に興味を持っている方がいましたら、ご存知かも知れませんネ

1912年の3月、名前をJohn Laneというある一人の男性が、Virginiaヴァージニア州のAltavistaアルタビスタにある箱の工場を買収しました。
彼の息子であるEd Laneエド・レーンは、当時21歳で、少々の製造の経験がありましたが、父にこの新たに手に入れた工場でイスの工場を始めるように勇気付けられました。

当時は、Laneレーンがその後、どのように成功していくかを知る由も無かったので、彼らは、自らの名前をつけたいとも思わず、Standard Red Cedar Chest Companyとして小さな会社を立ち上げました。父のJohnが社長で、息子のEdは副社長兼General Managerでした。

この会社からLaneは更に拡大し、1951年にはOccasional Table(メインのダイニングテーブルなどではないコーヒーテーブルやエンドテーブルなど)を製造開始し、1956年にはCasegoods(ベッドの足元側に置くケース型のチェストなど)、1965年にはアクセントとしてのアイテムを製造開始しました。

1972年、Laneは、Tupelo、Mississippiミシシッピー州トゥペロにあるAction Industoriesアクション・インダストリーズという小さなリクライニング・チェアの会社を買収。アクション・インダストリーズは、1972年にBo Blandボー・ボランドとMickey Hollimanミッキー・ホリーマンによって設立された会社です。

アクション・インダストリーズは、その後20年以上に渡り、市場でのシェア獲得と製品の多角化を通して、信じられない成長を続け、イスなどの布張りをした家具の業界で、主要な勢力となりました。

今日、wood and upholstered divisions木工及び布張り製品部門は、Lane Home Furnishingsとなっています。Lane Furnitureは、Furniture Brands Internationalの傘下となっていて、その傘下には良く知られたブランド会社であるBroyhillブロイヒル、Thomasvilleトーマスビル、Drexel Heritageドレクセル・ヘリテッジやMaitland Smithメイトランド・スミスも傘下に収めています。

さすがに、アメリカ流の成功ストーリーですネ!!

Laneは、Heywood Wakefieldよりも当時の価格体系は低く、且つ、より多くの人々にアピールする為に、LifeマガジンやSaturday Postなどの各種有名雑誌などに数多くの広告を出していましたので、かなりの浸透度合いが伺えますネ。

(トップ画像は、先日売れてしまったVintageの薬瓶たち…)

このブログのブックマークから、私のサイトにリンクしていますので、是非ごらんになってくださいネ~。それでは・・・。

今日のフェニックス:今週は、停滞している高気圧の影響で、しばらく気温が高めに推移しそうです。最高気温35度

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