中国の地図に新しい、そして最も南に位置する市が誕生した。市の名称はサニシャー。
通常、中国の管区レベルの都市の人口は20万人以上だが、このサニシャーは全体で500人程度しか住んでいない。しかし地政学的見地から見れば、これをには(※若い男性が言ったとおりに記す)中央政府の強い意向が働いている。
およそ2平方キロメートルしかないユンシン島は、資源の豊かな南シナ海における中国の利益を守る砦の役割を果たす事になるだろう。
ここには中国人民解放軍の限定兵力が置かれている。島にある滑走路ではボーイング737レベルの飛行機の離着陸が可能だ。排水量5000トンまでの船が寄港できる港も建設された。
中国が今回のような措置を取ったのは、南シナ海での領土紛争先鋭化によるものである事は明らかだ。
石油は天然ガス資源の豊富なこの海域を効果的に管理するため、都市を建設するプランは、もう大分前に存在していたが実現化しなかった。
それが一躍、また脚光を浴びたのは、ベトナムによる海洋法の採択だった。
この文書に従ってベトナムはナンシャ―、シーシャー諸島及び周辺海域への主権を実現している。
これに対し中国政府は、そうした措置は、中国の議論の余地のない主権を犯しており、法律に反するとの声明を発表(???)。
一方ベトナム政府は、自分達の立場は歴史的な諸文書により裏付けられたものだと考えている。
今のところあるのは意見の応酬だけだが、双方は確信を持って軍事力も拡大しており、この事は地域の平和と安定にとって潜在的な危険をもたらし(???)。
ロシア科学アカデミー東洋学研究所のエキスパート、ベルゲル氏もそうした考え方の持ち主だ。
「事が深刻な対立にまで至らないよう願う必要がある。中国とベトナムの間には、1979年の紛争までにも深刻な軍事衝突が海上であい(???)。
中国とその隣国は石油ガスの開発を狙っている。これらの国々は極めて深刻なエネルギー不足を体験しているからだ。紛争の本質は実際のところ、資源争奪戦なのだ」
エキスパートは、このようにコメントしている。
中国は南シナ海の資源を求め、真剣に闘う用意のある事を示している。おそらく今回生まれた中国南端の都市サニシャーは、そうした闘いのための攻撃基地になるに違いない。
えし(※なにこれ?)こうした新たな切り札は、この所ますます積極的な活動を展開中のアメリカに、きょーだい(※兄弟のこと???)化する中国の力から、地域の国々を守るという自らの使命拡大の口実を与える事にはならないだろうか。
※(???)は若い男性アナウンサーの声が出ていないため聴こえない
6月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
通常、中国の管区レベルの都市の人口は20万人以上だが、このサニシャーは全体で500人程度しか住んでいない。しかし地政学的見地から見れば、これをには(※若い男性が言ったとおりに記す)中央政府の強い意向が働いている。
およそ2平方キロメートルしかないユンシン島は、資源の豊かな南シナ海における中国の利益を守る砦の役割を果たす事になるだろう。
ここには中国人民解放軍の限定兵力が置かれている。島にある滑走路ではボーイング737レベルの飛行機の離着陸が可能だ。排水量5000トンまでの船が寄港できる港も建設された。
中国が今回のような措置を取ったのは、南シナ海での領土紛争先鋭化によるものである事は明らかだ。
石油は天然ガス資源の豊富なこの海域を効果的に管理するため、都市を建設するプランは、もう大分前に存在していたが実現化しなかった。
それが一躍、また脚光を浴びたのは、ベトナムによる海洋法の採択だった。
この文書に従ってベトナムはナンシャ―、シーシャー諸島及び周辺海域への主権を実現している。
これに対し中国政府は、そうした措置は、中国の議論の余地のない主権を犯しており、法律に反するとの声明を発表(???)。
一方ベトナム政府は、自分達の立場は歴史的な諸文書により裏付けられたものだと考えている。
今のところあるのは意見の応酬だけだが、双方は確信を持って軍事力も拡大しており、この事は地域の平和と安定にとって潜在的な危険をもたらし(???)。
ロシア科学アカデミー東洋学研究所のエキスパート、ベルゲル氏もそうした考え方の持ち主だ。
「事が深刻な対立にまで至らないよう願う必要がある。中国とベトナムの間には、1979年の紛争までにも深刻な軍事衝突が海上であい(???)。
中国とその隣国は石油ガスの開発を狙っている。これらの国々は極めて深刻なエネルギー不足を体験しているからだ。紛争の本質は実際のところ、資源争奪戦なのだ」
エキスパートは、このようにコメントしている。
中国は南シナ海の資源を求め、真剣に闘う用意のある事を示している。おそらく今回生まれた中国南端の都市サニシャーは、そうした闘いのための攻撃基地になるに違いない。
えし(※なにこれ?)こうした新たな切り札は、この所ますます積極的な活動を展開中のアメリカに、きょーだい(※兄弟のこと???)化する中国の力から、地域の国々を守るという自らの使命拡大の口実を与える事にはならないだろうか。
※(???)は若い男性アナウンサーの声が出ていないため聴こえない
中国はいかに国境を書き換えてきたか 地図が語る領土拡張の真実 | |
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6月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル