一方で、アメリカ・カナダ研究所の副所長で、予備役少将のゾロタリョフ氏はそれとは反対の意見を示している。
「そのようなアプローチは正しくないと思う。我々は正常な関係を持ついかなる国とも合同演習を行い、共同での目的達成を目指さなくてはならない。
我々はアメリカとの間で、軍事分野を含めた協力を発展させようとしている。これは海上救助作業でも海賊対策でも同じだ。ですから演習に何らかの政治的意図を探すことは意味がないと強調したいと考えている。
ロシアが中国ともアメリカとも、そして他の国々とも合同演習を行うということはいたって当然のことなのだ」
副所長は、このようにコメントしている。
ロシアがいかなる演習に参加するときも、その理由はロシアの安全保障を実現することだ。ロシアは定期的に世界各地での演習に参加している。専門家らは演習がロシアの海上プレゼンスを強化し、世界大国としての影響力を反映するものだと見ている。
そしてロシアがリンパクに初めて招待されたことも、その証左であるとされている。
アメリカが今回の演習に中国を招待しなかったことは、確かに中国封じ込めという政策もあるかもしれないが、それはあくまでアメリカと中国の問題であり、ロシアと中国の関係には影響しないものだ。
7月13日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
「そのようなアプローチは正しくないと思う。我々は正常な関係を持ついかなる国とも合同演習を行い、共同での目的達成を目指さなくてはならない。
我々はアメリカとの間で、軍事分野を含めた協力を発展させようとしている。これは海上救助作業でも海賊対策でも同じだ。ですから演習に何らかの政治的意図を探すことは意味がないと強調したいと考えている。
ロシアが中国ともアメリカとも、そして他の国々とも合同演習を行うということはいたって当然のことなのだ」
副所長は、このようにコメントしている。
ロシアがいかなる演習に参加するときも、その理由はロシアの安全保障を実現することだ。ロシアは定期的に世界各地での演習に参加している。専門家らは演習がロシアの海上プレゼンスを強化し、世界大国としての影響力を反映するものだと見ている。
そしてロシアがリンパクに初めて招待されたことも、その証左であるとされている。
アメリカが今回の演習に中国を招待しなかったことは、確かに中国封じ込めという政策もあるかもしれないが、それはあくまでアメリカと中国の問題であり、ロシアと中国の関係には影響しないものだ。
7月13日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル