1010 Radio

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アメリカ軍によるイラン攻撃の可能性に付いてロンドンの新聞の報道によせて

2008-09-13 | ラジオ
オランダの秘密諜報機関はイランに派遣していた職員を召還した。
ロンドンの新聞報道によると、アメリカがイランの核施設に攻撃を
加える(?)が持ち上がったため、この行動がとられたとされている。
また同紙はアメリカとオランダの秘密諜報機関が、近年情報の緊
密な交換を行っていたと指摘している。
アメリカは公式的にはごく最近まで、イランに対し軍事作戦を行う
可能性を排除しなかった。
これはとりわけイランの核施設の爆撃を指している。
アメリカ国防総省と国務省は、イランが核分野で力を注いでいるの
は、これが軍事目的を持っているためだと考えており、あらゆる方
法と手段を使って、これを許さない構えだ。

なのでアメリカは平和的手段での紛争解決を、第一に考えるとは言
うものの、軍事的手段をとるための準備は確実に行われている。
アメリカの対空艦隊はイランの陸地から至近距離に位置している。
隣国のイラクでのアメリカ軍駐留に関しては(?)も及ばない。
黒海艦隊司令官は、アメリカがグルジアより注目をいっそう高めたこ
とも、このイランに対抗する政策が理由であると説明している。
アメリカはグルジアをイランによって戦争が開始された場合の、軍事
活動の拠点として(?)しただけです。
もしグルジアの飛行場から航空隊を飛ばした場合、イランの監視団
はカフカス山脈が邪魔をして、やってくる航空隊を捕らえることが出来
ない。

またしかも航空ミサイルが、イランとの国境へ向かうまでの飛来時間
が2分とかからないる 
こうなるとイランは飛来物に気付いても、たったの2分間で反応し、そ
して(?)攻撃を撃退することが、現実的に不可能となる。
専門家の中にはイランの核計画をめぐっての論争は、ある程度一時
的なものであり、イランに対する軍事行動は、予め決まっているとす
る声もある。
この論争に付いて専門家は、かつて当時のアメリカ政府によって公
表された、(?)の大きな中近東、民主化計画との結びつきを指摘して
いる。

この計画の基本には中近東地域での政治的改革を行う、その資源の
管理をアメリカが(?)しようとする意図がある。
2003年3月のイラク侵攻後、この計画成功への道で一番の障害となっ
たのはイランだった。
ですからイラン体制を改革し、この国をアメリカ政策の軌道を引き入れ
ることが、アメリカにとって一番の課題であり、現在も引き続き課題と
して残っている。
イラン核問題の違う方向からの解決策を支持している、内政意見も忘
れるべきではない。
対イラン作戦には共和党の背後に立っている人々の、目論見が盛り込
まれているのだ。
彼らはこの戦争に勝利した場合、アメリカで11月に予定されている大
統領選挙で、共和党が候補者を大統領にする後押しになるだろうとの
確信をしている。

(?)は不明瞭な発音で聴き取れず
新人女性アナウンサーだが、あまりにも聴き難い

9月3日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

イランの核問題 (集英社新書 441A) (集英社新書 441A)

テレーズ・デルペシュ
集英社


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