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宇宙での成功を揺るの無いものとしている中国

2008-09-29 | ラジオ
3人の宇宙飛行士を乗せた中国の宇宙船「神舟7号」が、宇宙飛行士の1人
を宇宙遊泳させるための、最適な軌道に乗せるという作業を終えた。
この話題に付いてロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。
作業が成功裏に終わったことで、飛行の主要目的を実施する、次の段階に
進むことが出来た。
まもなく3人の宇宙飛行士は400万ドル以上の費用をかけて、中国が開発し
た宇宙服の準備をすることになる。

尚、神舟7号にはロシアの宇宙船オリオンも用意されている。
ロシアは中国人宇宙飛行士の成功と、ロシアと中国間の宇宙分野における
今後の協力発展の見通しを高く評価している。
ロシア工学アカデミー顧問は、ロシアと中国は宇宙飛行士の訓練、および宇
宙船の開発において、積極的に共同作業を行ってきたと指摘している。
また中国はロシアの宇宙飛行船ソユーズを、中国の有人宇宙船の基礎とした
が、本質的には自分たちで有人宇宙船を完成させたことと同じことだと述べた。
内部空間が広くとられており、計測機器は(?)な飛躍を遂げている。

今後ロシアと中国には新しい共同プロジェクトがある。
その一つがフォボス計画で、主な課題は火星の土壌サンプルを地球まで持ち
帰ることだ。
ロシアの惑星探ステーションの構成の中に、火星そのものを研究するための
中国の自動探査機がある。
もう一つのプロジェクトは地球の衛星の研究となっている。
主にこれは中国側のプログラムだか、ロシア人の専門家らもこのプログラムに
直接参加している。

このプログラムの枠組みで月の周回飛行また写真撮影、月面への難着陸、月
面の物質を採取し地球へ持ち帰ることが予定されている。
これらのプロジェクトは全て将来の話だ。
今は中国人宇宙飛行士たちが、予定されている実験を全て成功裏に終え、無
事に地球に帰ってくることを祈っている。
乗組員らは28日に地球に戻ってくる予定となっている。

(?)は聴き取れず
日本時間同6時37分に内モンゴル自治区中部の着陸場に帰還

中国が月着陸に成功すると何が起こるか
The Day Chinese Reach to the Moon
(光文社ペーパーバックス)


中冨 信夫
光文社


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9月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル