1010 Radio

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日本外務省「第2回国際漫画賞」受賞者発表

2008-09-04 | ラジオ
漫画文化を普及するため日本外務省は、外国人作品を対象に表彰している国
際漫画賞で、ロシアの23歳のスルトラーナー・チジラナさんの作品が第2位の
優秀賞に輝いた。

昨年2007年、当時の麻生太郎外相の発案で創設された国際漫画賞、今回は40
カ国以上から368の作品が集まった。
チジラナさんの作品は第2位の優秀賞、第1位は香港の作品で「100パーセントで
感じて」だった。

高村外相は入賞者にお祝いの言葉を伝えている。
また入賞者には10日間の日本旅行が贈られる。

9月3日放送 ロシアの声

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露米関係は相互主義に基づいて、はじめて発展する

2008-09-04 | ラジオ
ラブロフ外相はアメリカのウォーリストジャーナルに寄せた論稿の中
で、ロシアの外交の原則に付いて、アメリカほか外国との絶間ない
肯定的な関係発展を重視しているが、これは相互主義に基づいては
じめて可能となるものだとの立場を示した。
これに付いてロシアの声の評論委員はも次の様に解説している。
ラブロフ外相の示した原則というのは、ロシア外交全体の基礎となる
ものだ。
ロシアは2カ国、多国間関係でアメリカやNATO諸国の仕掛ける困難
を克服し、国益というものを主張していかざるを得ない。

ソ連崩壊後の16年間、西側諸国は我々の関係が戦略的に重要な、
本当のパートナー関係であると説得し続けてきた。
この間もちろん好ましい方向への変化もあった。
しかしラブロフ外相は、本当の意味での相互主義は無かったと言っ
ている。
それは非常に明らかに、また愉快な形で現れたのが、グルジアの南
オセチア進行に対するアメリカ、NATO諸国の評価だ。

彼らは南オセチアで行われた一般市民の大量虐殺にも、廃墟となっ
た州都ツヒンバリの惨状にも目を向けることなく、侵略者の肩を持っ
たのだ。
そして彼らはグルジアを平和に向かわせようとしたロシアを、毅然的
に批難した。
ロシア側の論拠や明らかな事実に目を向けることもなかった。

ポーランドへのMD配備問題に対しても、これと同様のものだ。
ロシア側の反対にも関わらず、アメリカはこの時期にポーランドとの間
で、迎撃ミサイル10基とパトリックミサイル2基の供与で合意している。
アメリカはかなり一方的で(?)な外交を展開し、ロシアのみならず時に
はNATO加盟の(?)国の国益さへ無視することがある。

1972年の弾道弾迎撃ミサイル制限条約から脱退し、ユーゴスラビア
やイラクで戦争を仕掛けてきた。
また旧東西陣営の戦力バランスを制限する、欧州通常戦力条約の批
准も行っていない。
戦略的安定分野への新たな合意へ向けての進展が見られないのも、
同様の理由から来ているのだろう。

アメリカほか西側の政策は懲罰、排除、制限をちらつかせるもので、ロ
シアとしては受け入れる訳にはいかない。
こうしたやり方を指導する人々は、ロシアがテロ対策や不拡散、地域紛
争等で、どれだけの役割を果たしてきたのかという事を忘れているので
はないだろうか。
ラブロフ外相はウォーリストジャーナルへの論稿文の中で、アメリカに対
しグルジアでの大規模な工作と、ロシアとの本当の意味で対等な協力
と、どちらが高くつのものか選ばねばならないと述べている。

(?)は不明瞭な発音で聴き取れず

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8月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル