アメリカの駐ロシア大使はラジオ・エコーモスクワのインタビューに応
じそのなかで、南オセチアを空爆したグルジアのサーカシビリ政権を
支持する、アメリカ政府の政策を正当化しようと試みた。
これに付いてロシアの声の政治評論委員は、次の様にコメントしてい
る。
原則的かつ極めて重要な質問の一つに対する答えとして、アメリカの
駐ロシア大使は、アメリカはグルジアに武器を供与していないし、グル
ジア軍装備の近代化に付いてもグルジアと交渉していないと答え、そ
ればかりか、そうした質問を続けられることは侮辱的であるとまで発言
している。
モスクワにおける同大使の(?)は全体として、ポジティヴで故意的なもの
ということが出来るが、大使に対する尊敬の念を持っていても、同大使
はもし真実を語っているとしても、決してそれは全てではなく、また真実
だけを語っているわけではないことを裏付ける、かなりの多くの証拠が
ある。
そう言わざるを得ない。
ここ数年のアメリカ・グルジア関係の論理全体、そしてグルジアによる南
オセチア侵略の最中及び、その後、知られるようになった真実の数々を
見れば、そういった結論に達するのは仕方ないだろう。
アメリカがグルジア軍に財政援助し武器を与え。訓練を施していたことは
誰にとっても秘密でもなんでもない。
何十人ものアメリカの軍事教官、そして軍事部門が事実上グルジア国防
省には主人で、我が者顔に振舞っていた。
ロシア軍は反撃作戦の課程で南オセチアにおいて、グルジアの侵略作戦
の見通しなどの役割を担っていた、アメリカの軍用車を奪うことに成功した
が、そうした戦利品の中には南オセチアのみならず、アブハジアに対する
グルジア当局の侵略計画を物語る、非常に詳しい地図も含まれている。
この地図は後に明らかになったが、NATOのスタンダードによって作成され
たもので、NATOのというよりは何よりも先ずアメリカの人工衛星を使って作
られたものだった。
サーカシビリ政権の敗北がハッキリして直ぐ、アメリカがグルジアに対し、先
ず第一に侵略者の軍事的損失を調査する、高官レベルの代表団を派遣した
ことも忘れる訳にはいかない。
アメリカのチェイニー副大統領はトビリシ訪問の際に、出来る限りの援助な
によりも先ず軍事援助することをグルジア側に約束した。
アメリカ政府が人口400万人のグルジアに援助することに決めた10臆ドルの
うち、その多くがまさに軍事予算として使われるだろうことは疑いない。
こうしたことを考えあわせるとサーカシビリ政権下の、グルジア軍の装備の近
代化作戦は人道援助物資の受け入れと同時に、すでに始まったのではない
かという、ロシアの軍関係者の疑いは全くもって根拠のあるものと言ってよい
だろう。
20世紀にイランコンペラ作戦(?)というのがあった。今ではかなり知られている
が、当時はアメリカは極秘に左派勢力が政権をとっていた、中央アメリカにあ
るニカラグアの右派勢力に武器を供給していたが、当時のソ連が持っていた
疑いが正しかったことが証明されている。
アメリカの歴史には他にもこうした歴史が沢山ある。
アメリカ政府がロシアが国連安保理に提出した、グルジアの再軍備を検視する
決議案に対する支持を拒んだのも、そうした例から言えば説明がつくと思う。
※ (?)は聴き取れず
9月15日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
じそのなかで、南オセチアを空爆したグルジアのサーカシビリ政権を
支持する、アメリカ政府の政策を正当化しようと試みた。
これに付いてロシアの声の政治評論委員は、次の様にコメントしてい
る。
原則的かつ極めて重要な質問の一つに対する答えとして、アメリカの
駐ロシア大使は、アメリカはグルジアに武器を供与していないし、グル
ジア軍装備の近代化に付いてもグルジアと交渉していないと答え、そ
ればかりか、そうした質問を続けられることは侮辱的であるとまで発言
している。
モスクワにおける同大使の(?)は全体として、ポジティヴで故意的なもの
ということが出来るが、大使に対する尊敬の念を持っていても、同大使
はもし真実を語っているとしても、決してそれは全てではなく、また真実
だけを語っているわけではないことを裏付ける、かなりの多くの証拠が
ある。
そう言わざるを得ない。
ここ数年のアメリカ・グルジア関係の論理全体、そしてグルジアによる南
オセチア侵略の最中及び、その後、知られるようになった真実の数々を
見れば、そういった結論に達するのは仕方ないだろう。
アメリカがグルジア軍に財政援助し武器を与え。訓練を施していたことは
誰にとっても秘密でもなんでもない。
何十人ものアメリカの軍事教官、そして軍事部門が事実上グルジア国防
省には主人で、我が者顔に振舞っていた。
ロシア軍は反撃作戦の課程で南オセチアにおいて、グルジアの侵略作戦
の見通しなどの役割を担っていた、アメリカの軍用車を奪うことに成功した
が、そうした戦利品の中には南オセチアのみならず、アブハジアに対する
グルジア当局の侵略計画を物語る、非常に詳しい地図も含まれている。
この地図は後に明らかになったが、NATOのスタンダードによって作成され
たもので、NATOのというよりは何よりも先ずアメリカの人工衛星を使って作
られたものだった。
サーカシビリ政権の敗北がハッキリして直ぐ、アメリカがグルジアに対し、先
ず第一に侵略者の軍事的損失を調査する、高官レベルの代表団を派遣した
ことも忘れる訳にはいかない。
アメリカのチェイニー副大統領はトビリシ訪問の際に、出来る限りの援助な
によりも先ず軍事援助することをグルジア側に約束した。
アメリカ政府が人口400万人のグルジアに援助することに決めた10臆ドルの
うち、その多くがまさに軍事予算として使われるだろうことは疑いない。
こうしたことを考えあわせるとサーカシビリ政権下の、グルジア軍の装備の近
代化作戦は人道援助物資の受け入れと同時に、すでに始まったのではない
かという、ロシアの軍関係者の疑いは全くもって根拠のあるものと言ってよい
だろう。
20世紀にイランコンペラ作戦(?)というのがあった。今ではかなり知られている
が、当時はアメリカは極秘に左派勢力が政権をとっていた、中央アメリカにあ
るニカラグアの右派勢力に武器を供給していたが、当時のソ連が持っていた
疑いが正しかったことが証明されている。
アメリカの歴史には他にもこうした歴史が沢山ある。
アメリカ政府がロシアが国連安保理に提出した、グルジアの再軍備を検視する
決議案に対する支持を拒んだのも、そうした例から言えば説明がつくと思う。
※ (?)は聴き取れず
9月15日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル