ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

雨の週末、連勝

2017-06-18 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


土曜日、DHLマラソンで女子総合優勝(この大会4度目)。とんぼ返りでブカレストに戻ってきて日曜日の6キロレースでも年代別優勝(女子総合4位)。



ルーマニアでは土曜日も普通にレースが行われるので、連チャンは、多くのランナーがやっていて普通のこと=。
 


ブカレストで一番大きなヘラストロウ公園を一周する6キロレースでは、同年代のライバルがスタート直後から果敢に飛ばし、必死で付いていって、ラスト2キロのロングスパート。
 


ライバルは1500mや3000mのトラックレースが得意なので、短い距離でスパートしても勝ち目はないかも、と、相手を知り尽くしたスパートで作戦成功でした。彼女はわたしよりも2つ年上ですが、スピードが際立ちます。実際のところ、昨年の同じ大会(Crosul Click!、イズボール公園で開催、距離が約3キロ)では、負けています。
 


この日も雨だったけれど、都会の6月の雨、気持ち良く走りました。優勝の副賞に電子血圧計をもらったので、高血圧のマイダーリンにプレゼント!私は低血圧なので、あまり血圧を測る習慣がないです。
 
昨日のマラソン総合優勝の副賞には、人間ドックの招待券をもらったので、これで健康チェックも出来ます=。でも、病気がわかっても言葉(医学用語)がわからないよ==!?!


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DHLマラソン、逆転総合優勝

2017-06-17 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


雨の週末、土曜日。早朝からラン仲間の車に乗り合わせて、山岳マラソンのスタート地点プレデアルへ。事前にweb-スポーツサイトで取り上げてもらったので、たくさんの人に声をかけてもらいました。
 


いつものように、Mr.Frendship Flag Runnerのイリエ氏と記念撮影。この大きなフラッグを携え、42キロでも山でも何でも走る彼は、同い年。 



この時は雨はまだ降っていなかったけれど、降り出すに違いない~しかしながら6月の雨、身体を極端に冷やすことはないはず…。雨除けのキャップだけをかぶり、いざ、スタート。






 
何度も走っているコースだけれど、昨年から一部コースが変わり(従来のコース上に遊戯施設Dino Parkができたので、混雑回避のため)、21キロ過ぎから2キロ余りのトレイル。


 
前日からの雨で、滑る滑る=。普通のマラソンシューズで出走して、トレイル部分で大苦戦した昨年の経験を活かし、今年はライト・トレイルシューズで出走。ロードも走れて、トレイルも走れる軽量シューズ。


 
そして23キロからは、このコースのハイライト、10キロほども続くアスファルトの登り。つまり、走らなければならないロード。去年はここですでに歩いてしまったけれど、今年は走れそう~脚が走りたいと言っているよ。ここを駆け上がるのが一番の快感。
 


すでに雨も降りだし、予想外に冷たい雨、ここで失速すると身体が冷えて動かなくなりそう。



でも、トコトコ、脚が動いてくれます、どんどん先行の男子ランナーを追い抜き、32キロ手前の折り返しで確認すると、前の女子選手と5分以上の差がある、これは縮まらないかな・・・・?


 
登りがあれば急なくだりもあるコース、さすがに膝に堪えてきたけれど、微妙に着地バランスを変えながらなんとか痛みをやり過ごし、34キロ以降ゴールまで続くトレイル部分に突入。



雨のトレイル、つまり泥と水たまり。この部分だけで周回コースも作られていて、ここで駅伝も行われています。走者6人でつなぐ駅伝、スピードランナーがものすごい勢いで抜いていくけれど、背中は泥跳ねだらけ。


 
私はここまで3番手で走っていたのですが、32キロ地点で5分以上差があった2位の女子ランナーを38キロ過ぎでかわし、大逆転。しかも、雷を伴う激しい雨という悪条件で男女共トップを走っていたランナーがリタイアするという番狂わせ。最後のトレイル部分に入った時に3番手と思っていたけれど、2番手で突入。そしてここで逆転できたので===総合優勝です!
 
ゴールで出迎えてくれた主催者のボスに、「事前の雨予報のため、参加者は少なめで、ラッキーでした。」と伝えると、「途中でやめる人も多かった、それでもあなたはずっと走り抜いたわ。」
 
何度も走って熟知している、30キロ以降が勝負のポイントの難コース、諦めないで走ってよかったです♪、総合優勝の最年長記録を更新♪



嬉しい表彰式、ルーマニアのオリンピックメダリストに囲まれて、中央はConstantina Ditaさん!



車いすランナーも出走。生活用車いすのランナーもいました。

ラン仲間に感謝:
同行のラン仲間が走り終わって着替え終え、スタンバイできた時から表彰式開始まで1時間半以上ありました。

「私、表彰式に出なくてもいいよ。仲間4人の時間を無駄にしたくない。みんなを待たせたくない。雨だし、どうしようもないよ。」と遠慮したけれど、同行女性ランナーが「ステージに上がるのは素晴らしいことよ。」

そして運転してくれるランナー(彼は年代別4位で、惜しいところで入賞を逃がしていた)も、「ここらあたりを車でドライブしよう。」と、時間をつぶしてくれ、一緒に表彰式まで待ってくれました。ありがとう==。

ルーマニアの『Gazeta スポーツ』にインタビュー記事掲載される!

2017-06-15 | ルーマニア・ランニング事情

 
ルーマニアの『ガゼッタ・スポーツ』と言えば、おそらくナンバーワンのスポーツ誌。

そのweb版『Gazeta Sporturilor(gsp.ro)』の特集記事に、インタビューが掲載されました。(→午前中にインタビューを受けて、その日の夕刻に発刊、すぐさま4000名以上の閲覧があったそうです。)



今週末開催の『DHL マラソン』をにらんでの特集、このマラソンで3連覇を成し遂げたのは、ワタクシ、マドモワゼルだけ。3連覇はルーマニアにやってきて直後の2006年から2008年、この年を最後に5年間、マラソン開催はお休み。致し方なし、2008年と言えばリーマンショックの年、メインスポンサーのDHLも打撃を受けたに違いありません。
 


そして、ルーマニアに巻き起こったマラソンブームと景気の回復を受け、2014年に復活開催、寄る年波をものともせず2位に食い込みました。そして昨年度も女子総合2位。

 

このマラソン大会は、初回から参加料の全額が恵まれない子供たちへの寄付となっています。復活開催の2014年からは、ルーマニアのパラリンピック委員会に全額寄付。昨年も、トレイル部分のある山岳マラソンにかかわらずパラリンピック車いすランナーの参加がありました。
 


さて、気になるインタビューの内容は?こちらのリンクを開いて、『Gazeta Sporturilor(gsp.ro)』をご覧ください。私のインタビューは英語でしたが、インタビュアーと編集者がルーマニア語に訳してくださいました。
 


わたしが、『DHL マラソン』のナンバーカードでポーチ(3辺を縫い、1辺にファスナーをつけると簡単なポーチが完成♪)を作ったことまで掲載されています。3個作って、2個は友達にあげたことまで書かれています。
 
そういえば、日本でもしょっちゅうナンバーカードでポーチを作っていました。「そのナンバーカード、ちょうだい、ポーチを作ってあげる」と、頼まれもしないのに、せっせとポーチを作って、ナンバーカードの持ち主にプレゼント。有難迷惑だったかな~。


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学年終了、通知簿と奨学金

2017-06-14 | ルーマニア・わたしの日常


ルーマニアの学校制度(小学校から高等学校)は、9月始まりの6月終わり。そう、この6月15日で学年終了、または卒業となるのです。日本の3学期制と異なり、2学期制。1学期は9月15日~2月、しばらく学期間休みがあって、2学期は3月~6月15日。
 
学年終了となると、気になるのが成績通知簿。はい、ルーマニアにもちゃんとあります。『CARNET DE ELEV』、直訳すると「学生証」ですが、中身は歴然たる通知簿。
 
ユニークなのは、小学生でも奨学金制度が導入されていること。これまでの成績により、月単位と学期単位で支給されます。成績を完全に反映しているので、奨学金というよりも、よくできた成績に対しての報奨金、という感じ。
 
皆に均一にもらえるわけではありません、あくまでも成績優秀者に対して。この『CARNET DE ELEV』の持ち主のR子ちゃん(仮名)は、月によっては月間50レイほどの奨学金をもらっていました。さらに学年末に585レイの奨学金!~これは小学4年生にしてはかなり高額のお小遣いかも。本日の為替レート(1 RON = 27.0923 JPY、JPY = 0.03691 RON)によると、約15,850円!
 


成績表示は10点満点で小数点以下1桁まで記されています。各科目の、1学期と2学期の平均が、学年成績、総評は9.85点。素晴らしい成績のR子ちゃん、フランス語と英語は満点続き。上にはまだ上がいるそうで、クラスで3番目とのこと。
 
このR子ちゃんの日本語の家庭教師が、ワタクシ、マドモワゼル。好奇心旺盛、飲み込み早く、「私の額にカメラレンズがついていて、これでカシャッと写真を撮るの。こうやって覚えるの。」
 
文字通り目をキラキラ輝かせながら、まだ見ぬ国の言語を勉強してくれています。早く会話ができるようになると良いな=。


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