遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



 

御岩山神社に行きたいと突然に強く思った。それで 土曜 日曜と行こうとしたのだが 時間的に無理だったので 氷川女体神社 筑波山神社にお参りした。

その間 さまざまなことが起きた。 今 思えば それは ミソギ 浄化ともいうべきものだったのだろう。

そして きのう とうとう お参りした。記憶が急速に薄れてゆく この世のことではないみたいだ。

それで ここに記す。

朝 7時  金沢RADA以来の友人と待ち合わせ 車で向う。下を行ったが 到着時間が12時をまわりそうなので 急遽桜川ICから常磐道に乗る。

高速を降りてしばらく行くと 豆腐屋があった。駐車場に水がこんこんと沸いているところがあって 婦人がふたつの蛇口からペットボトルに水を

入れている。月に一度くるそうだ。

豆腐屋の2.3分先に 御岩山神社があった。 宇宙飛行士が見たという 光の柱..... 三本杉が天に向って静かに立っていた。

とりわけ びんびんと響く強いパワーを感じたわけではないが 心に沁みた。懐かしいような ....

まず参拝させていただき 杖を二本お借りして 山門からお山に入る。

ご参拝する。御岩神社は神仏を一緒に祀った他に類をみない神社である。

御祭神 国常立尊(くにとこたちのみこと) 大国主命(おおくにぬしのみこと)  伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)  伊邪那美尊(いざなみのみこと) 左に行く。

 

左の道をゆく。蛇さまの お出迎え 都合 三体.... 鬼やんまが露払いをしてくれる モンシロチョウ キチョウ が 舞う。

ウグイスが澄んだ声でうたう。せせらぎが 道連れ....汗がしとどに流れるが 暑くはない という不思議な感覚

お山自体が微かに発光している このようなお山ははじめてだ。

なんともいえない心地よさ 奥宮へ山を上るとき いつも 一刻も早くと心は急くのだが そこにいるだけでよかった。

倒木が小道をさえぎる。思った以上に険しい道.....

賀毘禮神宮に着いた。

御祭神 天照大神(あまてらすおおみかみ) 邇邇藝命(ににぎのみこと) 立速日男命(たちはやひをのみこと)

そのあと 頂上ちかくの イワクラに向った。急な斜面 つるつるすべる湿った土 這うように登る。

イワクラ わたしには自然にできたもののようには見えなかった。3.11で一部が崩落したらしい。

新石器時代から祭祀が行われていたという。

富士山を5時間で登って降りたという健脚の連れが イワクラに登った。とても怖かったそうだ。

 

下る。

途中でフェラガモ フェンディ ブランド品で身を固め 息を切らした登山者とであう。

「見くびっていました、あとどのくらいですか?」

その方はページをひらいたら 無性にイワクラを見たくなって 来たのだそうだ。

途中 見事な二本杉 うつくしい 完璧な....

膝もかかとも壊れ 二本の杖にすがって ただただ 歩いた。

山門のところで 神主さん 橋幸夫さん一行とすれ違う。ご祈祷でもされるのか.....

三本杉のまえで 知らず 涙を流していた。

駐車場に着いたのは 5時近かった。 6時間 お山にいたのだ。感覚的には まだ 2時間そこらしか 立っていなかった。

時間軸が おかしい。遠出をするとふつうは 一日が長く感じるものだけれど。

 

御岩山は茨城県の日立にだけ あるのではない感じがする、異次元界にも存在しているような

永い 遠い 旅をしたような気がする。家に到着したのは21時過ぎだった。

 



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