.......たとえば、ある方はどうしても身体の不調が治らず、次から次へと医者を替え10人目のお医者さんの”ひとこと”で快方に向かいました。ある夫人は家事一切ができなくなるほど体調が悪くなり、原因がわからず、よくよく考えたところ、愛娘の”ひとこと”から具合がわるくなったことに気づいたのでした。またある方は膠原病にかかり手足は冷え固まり動かなくなりましたが、身体を癒すことから、徐々に軽減、今まで自分が家族のために人のために身を粉にしてきた、そのことが自分の深層のなかで澱のように固まっていたことに気がついたのです。三人の方々の症状は自分の心に”気づいた”ことで、それを他者に”伝えること”でどんどんよくなってゆきました。
病というものは”社会””環境”などの外部要因と”遺伝””生活習慣””ストレス”などの内部要因によって起こると言われますが、根本は”ため込む”ことから起きるのではわたしは思っています。そのときどきの悲しみや怒り、衝撃、不満、恐れなどの負の感情を処理できないでいると、身体はそれを蓄積してゆきます。筋肉の細胞は感情を記憶すると3人のホリスティック医療の関係者がおっしゃるのを聞きましたが、バランスセラピーを受けたときに起きたこと、自力整体での4名のひとびとの変化を見、わたしはそれを実感しました。そして筋肉とは腕や足だけにあるのではありません。
ちなみに”ため込む”のは感情ばかりではなく、疲労もそうですし、食べ物に含まれる農薬や添加物、大気や水に含まれる科学的薬品もそうですね。
近代医学は検査と手術と投薬で成り立っています。投薬の無い治療は皆無といっていいでしょう。いつのころから医療そのものが”サービス産業”と位置づけられるようになりましたが、”産業”のなかでも薬品は大いなる比率を占めています。個人病院でも大病院でも見ていますと.....薬品メーカーがのべつ訪れています。薬品は不要とはいいません。クスリによって痛みが解消されたり、症状が軽減されたりもします。
しかし、クスリには弊害があります。医者の口から「抗生物質は腎機能を落とす、造影剤を使いたいが腎臓に負担をかけるので使えない」と聞き愕然としましたが、事実投薬の結果、腎機能の低下が認められました。昔から肝・腎・要といいますが、これは肝臓、腎臓、関節という意味だそうです。肝臓腎臓は体内に入った毒素を処理する役目を持っていて、ここが機能しなくなると人間は終わります。がん・糖尿病なども最終的には腎不全で亡くなりますし、飼われている小鳥も小動物も死ぬ間際にまるく太ったようになるのは腎不全なのだそうです。
近代医学は「毒をもって毒を制す」という宿命を持っています。それに対してホリスティック医療の必要性がこもごも言われるようになりました。ホリスティック医療、代替医療を受けたことが一度もないというひとはほとんどいないと思います。あんま、マッサージもれっきとしたホリスティック医療ですね。
ホリスティック医療とは.....
①人間の生を「いのちの営み」として、ありのまま全体を見つめ、限界や欠如も含めて尊重する医療。
②人間をまるごと(身体だけでなく目に見えない精神・ 霊性も含めた)全体で考える医療。
③健康や癒しを病気だけに限定せず、人生の中の生老病死というステージを考え、あらゆる分野の「癒し」も大切に考える医療。
④ 『 精神・身体・環境がほどよく調和し、与えられている条件において最良 のクオリティ・オブ・ライフ(生の質)を得ている状態 』を健康と考える、より積極的な医療。
ホリスティック医療とは→コチラ
......問題がひとつあります。日本では代替医療は”禁止されていない”が”保険は利かない”場合がほとんどなので、よいことはわかっていても高くつくのです。
③へつづく...
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