Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

歌舞伎の後に

2016年01月10日 18時32分12秒 | 日記など
昨夜の歌舞伎が跳ねた後、家内と隠れ家バーに。K 谷長官ご夫妻がお出ましとのことで、猶更まいりましょう、となりました。大いに飲み且つ笑いました。

AULTMORE 12 年、余り印象に残る味ではなかったのが、残念。まぁ、好みじゃないですが、新種なのでとのバーテンダー氏の言のとおり(笑)

壽初春大歌舞伎

2016年01月09日 23時58分00秒 | 歌舞伎
本日も誤認衆の H 口怪鳥のご厚意で、歌舞伎座に芝居見物。夜の部です。お目当ては玉三郎丈の夕霧。染五郎の直侍も楽しみです。
 

先ずは「猩々」。これはお目出度いお正月ということで。
続いて「二条城の清正」。金太郎くんも頑張っていましたが、10 歳で 17 歳の役は流石に無理があり、可愛い過ぎ。幸四郎、左團次を含めNHK の木曜時代劇かな。
お目当ての「廓文章」。数年前に松嶋屋さんとの共演で玉三郎丈の夕霧を見ていますので、成駒屋さんではちと荷が重い。炬燵の上を通り抜ける所作もやるなと思ったらその通りでした。或る意味、吉本新喜劇。とはいえ、成駒屋も松嶋屋さんと比べなければ、ぼんぼん振りは発揮していました。玉三郎は流石に綺麗で上手ですし、全体としてもお正月に免じて良いお芝居だったということで。
最後が「直侍」。この染五郎、なかなかにニヒルな悪役を好演。それから脚が綺麗ですね(笑) 芝雀は芝居は上手いと思いましたが、やはり顔が幅広くて大きい。ブラブラ病とは言い乍ら、もう少し痩せてやつれた感じがないと芝居にならないでしょう。遠目でないとイカンですね。Trinovid 8x20 を持っていった私が悪いか(自爆)


【本日の演目:夜の部】
「猩々」
猩々を梅玉と橋之助、酒売りが松緑。

「二条城の清正」
加藤清正を幸四郎、豊臣秀頼を孫の金太郎、徳川家康が左團次など。

「廓文章」吉田屋
藤屋伊左衛門を鴈治郎、扇屋夕霧が玉三郎、他に吉田屋喜左衛門の歌六など。

「雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)」直侍「忍逢春雪解」
片岡直次郎を染五郎、三千歳の芝雀など。



10分 どん兵衛

2016年01月06日 22時55分43秒 | 飲食遊興
日清食品のきつねうどんの「即席カップめん」どん兵衛についてです。
俳優のマキタスポーツさんが、商品の推奨時間であるお湯を入れて 5 分ではなく、10 分の方が美味しい、と blog にお書きになったのが発端で、日清食品がお詫び広告まで出しました。

手書きですし、洒落っ気が利いて、関西お笑い文化が会社にも根付いていますね。流石!

で、やってみると、確かにお揚げもふっくら、麺も芯のような感じが残ることもなく艶やかで、美味しく感じます。
なお、学生時代からカップめんをランチでよく食べているドラ猫は、商品推奨時間より長く置くのは「常識」だとか。へぇー、でした。

「ギリシャ人の物語 I 」

2016年01月03日 22時21分31秒 | 日記など
この正月休みは、飲んじゃ食べ、に加えて、読んじゃ、が混ざっていました。
塩野七生の「ギリシャ人の物語 I 」を読みました。世界史はそれなりに勉強した積りですが、テルモピレーの戦い、サラミスの海戦はよく知っていましたが、プラタイアの戦いは余り知りませんでした。勉強になりました。テミストクレスは大した男だということも。また、「オストラキスモス」って、今でこそ有効かも、とも。

本巻末尾、一行ずつの「哲学」と「歴史」の「定義」も流石!

歴史に学ばず、経文のように「憲法 9 条」を守れ、と言うだけで平和が維持できるなら、全く苦労はしない、と改めて感じました。カエサルの次の言葉と共に。
 et quod fere libenter homines id quod volunt credunt.
 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。
外交・政治を「宗教」にしゃちゃイカン!