リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

仕事をしていない方がストレスになる

2014年07月30日 | 日々の風の吹くまま
今夜は音楽と花火をシンクロさせる恒例の「Celebration of Lights」の2回目でフランスの
出番。(先週の土曜日の第1回目はアメリカ。)ダウンタウンのビーチには何十万人もの見
物人が午後10時の開始の何時間も前から集まる。(開始が遅いのは暗くなるのが遅いか
ら。)コンピュータ制御で音楽と花火の点火が完璧にシンクロナイズされているので、花火を
打ち上げると言うよりは、何十発もの花火が華麗に「踊る」という感じかな。我が家は反対
側の南斜面にあるので、花火は見えないけど、音だけは派手に聞こえる。最終回は土曜日
で、日本。

悠々自適が板について来た感じで、こういう毎日もいいもんだなあと思い始めたところで、
仕事。遊びスイッチを入れようとするとなぜか仕事が飛んで来るのは、どうしてなんだろう。
もしかしてお客さん、日本から遠眼鏡でこっちを偵察しているのかな。「おや、あそこに遊ん
でいそうなのが、仕事させないといかんなあ」なんてね。まあ、やっぱりときどき仕事がある
方がいいから文句は言わないけど。でも、メリハリをつけての半引退/半現役生活に慣れ
て来たことはたしかでも、仕事をしていない方が何となくストレスになるような感じがする。

永住権を得て働けるようになってすぐに仕事を探し始め、けっこうすぐに就職先が見つかっ
て、それから何度か転職しながらずっと働いて来た。無職だったのはカレシの転職で短期
間ビクトリアに移って帰って来た頃の1年未満。ひたすらと言うか、頑なにと言うか、家事が
疎かになっても、仕事を辞めたいとも辞めようとも考えたことはなかったな。子供を諦めてか
らは代わりにキャリアを育てようと模索したりもしたけど、突き詰めて考えると、どんなことが
あってもひとりで生活して行けるだけの糧を稼がなければ!という、ある意味で強迫観念の
ような意識が常に脳裏にあったように思う。

そんな風に長いこと肘を突っ張ってがむしゃらに働いて来たからこそ平均以上の年金をもら
えているわけで、働かなくても無一文で路頭に迷う心配はもうないんだから、ここらで肩や
肘の力を抜いてもいいはずなのに、生き甲斐にしたいことは山ほどあるのに、何なんだろう。
家族を路頭に迷わせないために仕事一筋で働き続けて定年退職した人たちは、すんなりと
軌道の切り替えができたんだろうか。それともやっぱり時間がかかったんだろうか。ワタシ
はもうあとどのくらいかかるのかなあ・・・。

4 コメント

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Unknown (モズライト)
2014-07-31 22:27:41
もう十分な蓄えがあるならスパッと?
そうできないのは翻訳の仕事が大好きだからか
仕事で社会とつながっていたいとか?
まだまだ稼ぎたいのですよきっと 
安心する為に。

私は仕事辞めてから仕事の事考えた事がありません
早く仕事やめて遊びたいとばかり思ってたから。
最近はよく撮影に出かけます 今日なんか
帰宅後顔洗ったら汗でショッパかった。
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どっちかな・・・ (lyra)
2014-08-01 08:15:40
スパッと辞めて何も問題はないんですけどね・・・。

ずっと稼ぐのが好きなんだと思って来たのですが、翻訳することそのものが好きなのかもしれないですね。企業の文書などは日本の社会の「ここがヘン」みたいなところを覗き見するようなもので、これを芝居の題材にしたらおもしろいだろうなあとか、野次馬根性をそそられます(笑)。

カレシは最後の日にオフィスのドアを出て10分ほど仕事のことを考えてそれっきりだそうです。元から好きで入ったキャリアではなかったんですけどね。
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Unknown (モズライト)
2014-08-01 14:59:05
なにも せねばならないなんて事は
もう無いのですから 興味のおもむくまま
したい事をすればいいのです
ストレスにならない程度に、
勿論 そうお考えの事と思いますが。

有難い事に社会も必要としてくれているのですから。
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Unknown (lyra)
2014-08-01 17:27:35
モズライトさんの仰るとおりです。

風の吹くまま、気の向くまま、ですよね。今日は「仕事風」が吹いています(笑)。
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