リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

親の過保護と過干渉と秋風と共にまたワクチン接種の話

2022年09月07日 | 日々の風の吹くまま
9月6日(火曜日)。☀☀。連休明け。まぶしく晴れた空はもろに秋空の色。学校はピカピカの1年生が待ちに待っていた(かどうかは知らないけど)新学年の初日。子供がいないからどんな雰囲気か知る由もないけど、こっちは入学式と言う「儀式」がないから、あんがい「顔出し」程度なのかな。学校周辺の通学路は、学校の夏休み、冬休み、春休みには適用されていなかった制限速度(時速30キロ。週末を除く午前8時~午後5時、ただしバンクーバー市では週末も含めて全日)が復活。この先1週間くらいは学校の近くでスピード違反の取り締まりがあるはずだから、特に子供を車で送って行く親は気を付けないと・・・。

まあ、私たちは通学の時間に外に出ることはないから、関係ないって感じだけど、BC州では、子供が10歳になるまでは大人の監督が必要なので、それ以下の子供をひとりで留守番させたり、通学させたりはできないんだそうな。つまり、10歳(5年生かな)までは親が付き添って学校の送り迎えをしなければならないし、子供だけで近所の公園に遊びに行くこともできないそうだから、何とも過保護で過干渉としか言いようがない。だいぶ昔、特に高学歴高収入の親の過保護、過干渉ぶりが「ヘリコプターペアレント」と呼ばれて問題になっていたときがあって、どうりで知識は人一倍の頭でっかちなのに人間として生きて行くための知恵が育っていない若者が増えるはずだと呆れたもんだけど、いつの間にかそれが法律になっていたってことか。子供が1人で通学していたら然るべき筋に通報するおせっかい焼きもけっこういるらしい。過保護と過干渉は必ずしも同義ではないと思うけど、ほんとに子供のことを考えてのことなのかは甚だ疑問で、「良い親」に見られたいと言う承認欲求の産物じゃないのかという感じもして、子供のためにはなっていないように見える。子供の一挙手一投足を監督するのって、どこぞの権威主義国家の政治家と似ていなくもないような・・・。

カナダ政府がモデルナのオミクロン株対応のワクチンを承認して、今月中にも各州に配布されるということで、BC州はさっそく接種計画を立て、これまで2回のブースター接種と同様に、高齢者と重症化しやすい疾患を持つ人たちを優先して、年齢の高い層から順に通知を送って接種を進める方針を発表。ということは、遅くても10月中には通知メールが来るのかな。ファイザーのも近々承認されるらしいから、月が変われば接種のピッチも上がると言うことか。ワクチン接種が始まった初めの頃と違って、今は薬局に予約を入れて薬剤師に注射してもらえるので、楽と言えば楽だけど、10月からはインフルエンザワクチンの接種も始まるので、それとの兼ね合いはどうしよう。毎年インフルエンザのワクチンをしてもらっている行きつけのスーパー内の薬局はコロナワクチンはやっていないから、インフルエンザはこっちでオミクロン用は別の薬局でってことになりそう。いずれにしても州の保健局にはコロナワクチン接種歴のデータベースがあるから、向こうから「ワクチン接種の準備ができましたよぉ」と言って来るまで待っていればいいや。もう4回もやったんだから、慌てることはないもん。

明日行くことになっている即興芝居に出演するY君から「追記」メールがあって、去年の暮れに日本から遊びに来ていて、クリスマスに一緒に我が家に来た彼女と別れてしまったんだけど、新しい彼女ができて、芝居の後で会って欲しいとのこと。やっぱり若いカップルが1年以上も海を隔てた遠距離と言うのは試練が大きすぎたのかな。特に30代前半ともなれば、彼女の方がしびれを切らしたのかもしれない。新しい彼女は明日一緒に出演すると言うので、劇場サイトのキャスト紹介を見たら女性はひとりだけ。名前に何となく覚えがあると思ったら、あっ、去年のArts Clubのオンラインワークショップに参加していた人。そっか、新しい彼女はY君と同様にバンクーバーで修行中の同業かあ。一緒に夢を追求できる新しい出会いがあったってことね。若いって、いいなあ、ほんと。