リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

トマト、トマト、トマト

2022年09月01日 | 日々の風の吹くまま
8月31日(水曜日)。⛅🌤。もやぁ~っとした朝。どうやらあまり暑くはならない予感。午後には白い雲の群れが空一面に広がって来て、何となく秋の気配。この週末は夏休み最後のレイバーデイの三連休だけど、日曜日の夜から月曜日にかけて、何じゃ、これ、雨のマーク。日本と違って、学年の間の休みで宿題なんかないから、月曜日は遊び惚ける最後の日なんだけど、雨、降るかな。メトロバンクーバーは州で一番の「干ばつ」地帯だそうなので、大人としては、ここらでそろそろざぁ~っとひと雨降って欲しいところだけどね。

でも、この夏は、我が家の菜園のトマトが断然ハッピーだったようで、ルーフデッキもバルコニーもトマトのジャングル。ミニトマトは、南東から南に向いているバルコニーでは何となくひょろっとしていても大豊作で、すでに20個ぐらい収穫して食べたけど、まだたくさん成っている。北東から南東に向いているルーフデッキでは、大きな鉢に植え替えるのがバルコニーのより遅かったにしては、葉の茂り方がすごいけど、実の付き方があまりよくないのが対照的。どっちでも元はスーパーのパックの1個の腐りかけたミニトマトから育ったものなんだけど、何なんだろうね、この違い。逆に、カレシが種を蒔いて育てた中サイズのトマトは、バルコニーのよりもルーフデッキの方がずっと実の付きがいい。日当たりは、ルーフデッキは午前中いっぱい、バルコニーは午後いっぱいで、「日照時間」としてはそれほど違いはないと思う。とすると、カレシの園芸は、肥料は使わずに、大きな鉢の底にどっさりため込んだ野菜くずや枯れた植物の上に買って来た園芸土を入れるから、ルーフデッキとバルコニーとでは鉢の土の栄養分が違うということなのかな。「それが園芸のおもしろいところ」とカレシは言うけど・・・。




ルーフデッキのトマト


バルコニーのトマト

ケチャップがなければ夜も日も明けないアメリカでは、カリフォルニア州が加工用トマトの90%を生産しているそうで、ひどい干ばつで水不足に見舞われている今年は収穫量が激減。メーカーに出荷できるトマトが不足するかもしれないと心配されていた矢先、ベイエリアの北にある農業地帯で収穫したトマトを満載した大型トラックが、インターステート8号線で他の車と衝突したはずみで中央分離帯に激突して、積んでいた15万個の拳サイズの完熟トマトを数十メートルにわたってハイウェイいっぱいにぶちまけるという事故があって、話題騒然。潰れたトマトでスリップする車が続出して、ハイウェイが通行止めになったそうな。


もったいなぁ~い

ニューヨークタイムズに載っていた写真を見て、これでどれだけのケチャップを作れたんだろうと思ってしまったけど、いや、最近スーパーの棚に並んでいるHeinzのケッチャプがめっきり減ったので、ほんとに笑い事じゃないかもしれない。西部カナダではケチャップと言えばHeinzの牙城だったのが、今までマスタード以外はあまり見かけなったFrench‘sという東部カナダのブランドのケチャップが並ぶようになり、Heinzのがめずらしくずらりと盛大に並んでいるなと思ったら、棚の前1列だけで、後ろの奥の方はすっからかんの空っぽなんてことがよくある。我が家はワタシがケチャップ好きじゃないので置いていないけど、Heinzのチリソースは、スパイシーなだけで、ケチャップとほとんど変わりがないのに、カレシはこっちの方が好きなので冷蔵庫の常備品。そのチリソース、いつもはお皿に出そうと瓶を傾けてもなかなか出て来てくれなくて、瓶の底をぱんぱん叩かないといけなかったのが、最近開けたばかりのは瓶を傾けただけでだらぁ~っと出て来るから、何、これ。もしかしたら、原料のトマトが足りなくて、水か何か他の材料を足して嵩上げしているんじゃないかな。だとしたら、トマト不足はそれほど深刻だということか。