10月4日(月曜日)。☁⛅🌤。また月曜日。ローマに向けて飛び立つ日まであと1週間。あと1週間しかないんだっ。タイヘンだっ。旅行に出かける前ってほんっとに慌ただしくて、忙しいったらない。まあ、いっつもそうなんだけど、やらなければならないことがたくさんあって、その上に余計な「やらなきゃ」リストができたりするから、カレンダーを横目で見ながらバタバタ、バタバタ。今日はとにかくできるだけたくさんやっつけておこうと、金曜日にカレシ宛に来ていた歳入庁からのレターから・・・。
私たちの所得税の確定申告は会計事務所が電子申告するので、寄付や医療費などの控除した経費の領収書がついていないため、年によっては審査に引っかかって「30日以内に領収書を提出せよ」というレターが来る。去年は税額控除の対象になるArts Clubへの寄付の額が特に大きかったんだけど、世帯の所得税総額を最小限にするために夫婦間で年金所得や経費を融通できるので、2人の名前になっている寄付金を全部カレシの「経費」として控除。それでカレシの総所得と釣り合わない額になったもので「証拠を出せ」ってことになったんだろうな。(キャンセルになったクルーズの払戻し金を寄付したので前年度のほぼ2倍だった。)朝一番でKPMG会計事務所の担当会計士リズにこんなのが来たのでよろしくとメール。1時間くらいで「すぐに処理するから安心して。今年は慈善寄付と医療費の領収書の要求レターの数がすごいの」というメール。そして午後1番でリズから電子ファックスで歳入庁に送った回答(領収書添付)のコピーが送られて来て、まず1件落着。この慌ただしいときに、ほんっとにもうっ。
次は、管理会社から「水漏れ事故の控除免責額が750万円に引き上げられたので、各戸の損害保険の内容を変更しておくように」という通知が来ていたので、我が家のマンション総合保険を扱っている代理店に報告。我が家は水漏れ損害込みのけっこう高い総合保険をかけているので、保険料が跳ね上がることはないだろうけど、去年の免責額は500万円だったから、何と50%の上昇。この3、4年にマンションの管理組合がかける保険が暴騰と言えるくらい引き上げられて、古いマンションの管理組合は保険料を払えなくなったり、修理費の特別徴収や管理費の高騰につながったりして、一時は社会問題になっていた。保険と言えば、来週からの旅行の保険を忘れたらタイヘンなので、会員になっているBCAA(自動車連盟)のサイトで「木曜日午前11時」に予約。手続きをするのは道路向かいのオフィスなんだけど、コロナの今は何でも「要予約」。まあ、待たされないからいいけどね。
次は、BC州の「ワクチンカード」をゲット。レストランやイベントや娯楽施設ではこれと身分証明を提示しないと入れてくれないので、空港のレストランで必要かもしれないから今のうちに。めんどうかなと思ったけど、政府の発行サイトで「ワクチンカードをゲット」をクリックして表示されたのはいたってシンプルなフォーム。医療保険番号と生年月日とワクチン2回目の接種日を入力するだけで、完全接種済みを表す緑色(1回だけなら青)の地にQRコードが表示されて、その下の「コピーを保存」をクリックしてダウンロードするだけ。ぶっつけで立ち上げた割にはよくできているなあと感心。カレシの分も同様にダウンロードして、ペーパー版を印刷。念のためにスマホにも2人分の画像をダウンロードして、よし、これで用意は万全。(ちなみに、コンピュータもスマホも持っていない場合は、電話で申し込むと印刷版が郵送される。)
今日の最後は、クルーズの寄港地での観光や船内のレストランの予約。観光コースは寄港地ごとに1人数千円から1万何千円のが数種類ずつあって、普通なら今ごろは売り切れが多いのに、今回はさすがにそれがほとんどない。最初の寄港地リヴォルノでは、1日コースならフィレンツェに行けるけど、カレシが半日コース希望ということで近場のルッカ。次のポルトフィーノでは2時間のウォーキングツアー。3日目のニースではエズとサンポールドヴァンス、4日目のマルセイユでは市内の観光ポイント、6日目のバレンシアではパエリヤの調理実演とワイン試飲、7日目のマジョルカのパルマは観光ポイント。最終日のバルセロナでは下船後にプライベートツアーがあるので、1日船でのんびり。クルーズでの日程が固まったら、次はイタリア入国に必要なEUPLF(乗客追跡の書類)の69ページもの記入説明書をダウンロードして読んで、カナダ帰国に必要なArriveCANという書類についてもふむふむ。コロナ時代は、気ままにぶらりと旅に出るなんてのは、もう遠い昔の夢か・・・。