リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

赤い目の古だぬきは今日もがんばる

2016年08月14日 | 日々の風の吹くまま
あっついなあ、もう。みんな夏が来ないと文句たらたらでいたら、いきなり猛暑と来るから、
マザーネイチャーもほんとに性格悪い。ま、人類という何とも不遜極まりない子供に手を焼
いていたら、いくら生みの親だっていつまでもいい顔をしていられないかも。仏の顔が三度
なら親心だって三度。それでも今日はきのうよりちょっと湿度が下がったせいでしのぎやす
いからいいけど、長期予報では月末までほぼ連日30度近い日が続くとか。うはぁ・・・。

きのうは結膜下出血とやらをものともせず、(スリーブレスだから気持だけだけど)がしっと
腕まくりして、ねじり鉢巻3本の意気込みで仕事。前日にひと通りの翻訳作業が済んだので、
原文と突き合わせて訳抜けや誤訳がないかを見直すだけのはずなんだけど、後で詳しく調
べて「らしい」表現に修正するつもりだったせいで訳そのものがちょっとラフだったこともあっ
て、読み直すと解釈が違って来たりするから厄介。単語や文節を入れ替えたり、文を書き直
したりで、1日中かき混ぜていた脳みそはいったいどんなことになっているやら。それでも科
学論文はいろんな発見があって、(どこまでわかったかは別として)知りたがり屋のワタシに
は楽しい。

ひとつ終わったら、次の仕事の算段。テキストボックスの処理に手間がかかって辟易した仕
事の続き。同じように手間をかけるのはちょっときついので断ったんだけど、お盆休みで人
手不足なんだそうで、「そこを何とか。せめて半分でも・・・」と泣きつかれたら、う~ん。でも、
テキストボックスとの格闘を客先に丸投げすることを思いついて、ワタシ独自の作業ファイ
ルを作成して納品しても良ければ引き受けると返事をしたのが運の尽きで、「それでけっこ
うです。よろしく!」と来たら断るわけには行かない。でも、下請けの分際で「こっちの方法で
よければ」なんて言っちゃうとは、ワタシも古狸になったってことかな(人を化かしはしないけ
ど、悪知恵は多少)・・・。

フリーランス翻訳という聞こえのいいおひとり様商売もとどの詰まりはサービスを提供する
ビジネス。その商売が27年目ともなると、ビジネス経営的な経験と仕事の実績がモノを言
ってくれるようになる。(結膜下出血は下まぶたに隠れたところだけになったけど)だてに目
を真っ赤に血走らせて仕事をして来たんじゃないんだから・・・。

ま、ちょっと息抜きにバルコニーでカメラいじり・・・。