読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

新選組!!土方歳三・最期の一日 NHK

2006-01-07 21:54:13 | 観た、聴いた
お正月にやったときは「里見八犬伝」を優先し、こちらを録画していた。
そうしたら本日、BSで再放送。見ました。

なんといったって、私、土方歳三のファンです。
最初に司馬遼太郎を読んだのが「燃えよ剣」、多分中学か高校に入った頃。
以来、誰がなんと言ったって、私、土方歳三のファンです。

昨年の大河から、土方歳三を山本耕史が演じている。
これイメージに近い。
それまでは、誰がなんと言ったって「栗塚旭」が土方を演じるナンバーワンだったが、昨年から1位は山本耕史になった。

ということで、多少のアラは見逃す。
といったって「美しく描きすぎ」というぐらいかな。まあそういう解釈もあるかな、と。

土方は京都を出て以来変わった。しかもいいほうに変わった。
それがこっちにはあまり関係ないのだが、なんだか嬉しい。
あまり性格がいいとはいえない京都時代は勝ちつづけ、京都からでたとたん負け続きである。しかも、彼は負けておらずあたりが負けている。

つまり連戦連敗しているチームで活躍している、打順が下位の選手みたいなのである。
ところがチームは、ここまで負けたら一番調子のいいヤツを3番とかにしてみよう、なんて思わない。
それは変則的な打法だし、無名の高校出身だからなのである。

ということを踏まえていて、土方を良く描いていれば、私、ある程度の過ちやでたらめも許したりするんです。(里見八犬伝とゼンゼン違う態度ですねえ)

というわけで、今回はさほど外れてもおらずまあまあの出来。
ところどころ、土方ファンが恥ずかしくなるようなところもあったけれど・・・

追伸
 本日は、日直&宿直。しかし、本はナカナカ読めなかった。

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