読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

高田渡

2005-04-17 12:14:30 | 観た、聴いた
高田渡が死んだ。
フォークシンガーである。吟遊詩人ともいわれた。

中学から高校時代、フォークソングの虜になった私だが、高田渡の存在は、ラジオから時々流れる歌を聞いて「こんな人もいるんだなあ」というくらいの印象でしかなかった。

ところが近年(というか10年以上前からだとおもうが)フォークソングを振り返る番組が多くあらわれ、高田渡が頻繁に登場するようになって、あらためて惹かれるようになった。
「枯れてきたかんじ」がよかった、と思う。

若い頃に聞いたカンジでは、ギラギラしたものを隠してギラギラしないフリをしていた、というように思えて、だったら拓郎のように素直にギラギラしているほうがいいなあ、と・・・・「フリ」という部分に引っかかっていた。

でも、テレビにでるようになった高田渡は「楽しそう」だった。歌うことが楽しそうだった。
高田渡のギラギラは、大勢の前で歌うこと、ではなくて「歌うこと」そのものだったのではないかと感じられたのだ。

ステージは2回ぐらい生で観ること(聴くこと)ができた。機会があればもっと聴きたかったのだが・・・
ちなみに、一番好きな歌は「アイスクリーム」です。

今日はCDでも聴いて追悼しよう。

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