読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

岳<ガク> 最終回 石塚真一 ビックコミックオリジナル6.20号

2012-06-05 20:14:59 | 読んだ
「岳」最終回である。
前号で、主人公島崎三歩はエベレストで驚異の救助活動をしていた。
そして、山を見て感動をしていた。

さて、三歩は生きてエベレストを降りたのか?
という興味が一番である。

しかし、今号の最終回では、その辺は明らかではない。

多分、いつでも再開できるという含みを持たせているんだと思う。

だから、この最終回では島崎三歩がかかわった人たちが描かれている。

北アルプスでは椎名久美が、小田草介を従えて、マンガで初めてみた三歩のように、遭難した人を助けている。
そして、遭難した人に、三歩のあの名ゼリフ

「良く頑張った」

を発している。
(ここ感動する部分)

そして、アメリカワイオミング州グランドティートンには、あの穂高で父親を亡くした
横井ナオタが成長して、「岳」と書いたキャップをかぶり散歩と約束をした山に来ている。(ここ感動する部分)

それにしても島崎三歩はすごかった。

こんなやついるのか?!

と思いながらずっと読んでいた。

思えば五十肩で通院していた整骨院でこの物語に出会った。
その後、TUTAYAで単行本を借り、最後はビックコミックオリジナルで読んだ。

感動の最終回に出会えたことが、最後の感動であります。

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