黒田官兵衛公と黒田奨学会

2010-07-15 15:20:37 | Weblog
福岡より(財)黒田奨学会の馬頭徹夫さんと田中崇和さんがお見えになった。奨学会では毎年黒田奨学生に黒田藩縁りの地を訪問してその歴史を学ぶことをされており今年は10月末に中津藩時代の黒田の足跡を訪ねるということでその下見に来られました。
(財)黒田奨学会は黒田家より提供された浄財を元に毎年優秀な学生を十数名選抜され奨学金を贈呈されており、奨学生の中にはノーベル賞を受賞すると宣言されている方もいるそうです。奨学生が己が未来をしっかりと見据えその精神がこれから一段と研ぎ澄まされ世の中の為に大いに役立つ人材として成長されんことを願ってやみません。またそれを支え続けている黒田奨学会は黒田家、旧黒田藩の誇りとして何時までも語り継がれていくべき素晴らしいことであり、これも元を糺せば黒田官兵衛(如水)公から綿々と続いてきた民心に対する配慮の賜物によるものだと思います。
奨学会のお二人を一つ戸城祉や平田城祉、後藤又兵衛の墓などを案内し、中津城では天守閣に上りそのかみの戦乱の世には官兵衛(如水)公も望んだであろう海彼の上方(かみかた)のあたりを眺めました。その後は円応寺、西蓮寺、如水原はじめ縁りの地をご案内しました。
中津は福沢諭吉の里でもあるので奨学生には下級武士出身の福沢諭吉が如何に苦労して勉学に励み日本国の為に尽くしたかを知ることも刺激になり励みになるのではないかということで福沢諭吉旧居と記念館にもご案内しました。
10月には皆さんに喜んで戴けるように豊前国中津黒田武士顕彰会も頑張ります。

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