工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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梅雨になると・・・

2007年07月20日 18時42分57秒 | 鍼灸・東洋医学
本日で小学校の1学期が終わり、うちの坊主は明日から44日間の長い夏休みに突入致します。
学期末なので当然ながら通知表をもらって参ります。帰宅後すぐに見せてもらいましたが、計算力はクラスでもトップレベルだそうで。やはり前々から思っていた通り、坊主は母親に似て理系の頭をしているようでございます。算数に関しては心配なしなのですが、問題は国語力。『大事な事を落とさないで聞く』という項目が「努力を要する」となっておりました(・_・;)
確かにこのくそ坊主、人の話を最後まで聞けない。興味のない事に関してはとことん集中力が持続しないのでございます。そんな調子なので大事な連絡はことごとく聞き落とし、家に帰って来ると「知らな~い」「聞いてな~い」「わかんな~い」とほざきやがる始末。
・・・坊主、勉強なんて出来なくていいから、とにかく人の話は最後まで聞くようにしろ(-_-;)
昨年の夏休み、坊主は突入直後に足の裏を数針縫う大怪我を負い、ほとんど何も出来ずに終わってしまいました。せっかくの楽しい夏休みなんだから、今年はそういう事のないようにしっかりし過ごしておくれよ(^^;)

はい、そんなわけで明日から紘子先生も夏休み・・・なのかなぁ_| ̄|○
たぶんしばらくはひとりでお仕事の院長でございます。

さてさて、梅雨明けの時期もそろそろみたいですねぇ。来週半ばくらいには梅雨明けになりそうだというお話を伺いました。梅雨のない北海道で生まれ育った私にとっては心底イヤな季節でございます。本当、梅雨明けが待ち遠しい限りです。
梅雨になると節々が痛むという方は非常に多いですし、「雨の前に痛くなる」という方も多いです。全く余計な天気予報ですねぇ(^^;)
この現象、気圧の影響だという説明が一般的ですが、東洋医学的には湿邪という外界の気が人体に影響を及ぼすと考えられております。簡単に言えば湿気が原因なのでございます。

・・・ですが皆さん、おかしいとは思いませんか?

梅雨になっても健康な人は多いじゃないですか。体調を崩す原因が湿邪なら、日本人は梅雨になったら全員体調を崩すはずです。
だからね、おかしいじゃないかと。勉強もせずに遊んでばかりいた学生時代の私はこう思っておりました(笑)。

ところがです。古典(素問の調経論篇第六十二)を読んでみますとね、その答えがきちんと書いてあるんですよ。

要するに、五臓の精気が虚する事によって外因や内因などの影響を受け、その結果として病理の虚が発生して病になるというのです。「五臓の精気の虚」というのは、最近製薬会社のCMでもお馴染みの『未病』という状態です。「未だ病にならざる」という病気の一歩手前の状態の時に湿邪が侵入すると体調を崩してしまうんですね。
精気の虚がない健康な人に湿邪は侵入しませんから、いくら湿度が高くても体調に影響が出る事はないのでございます。

古典っておもしろいなぁ。今更ながら古典の大切さを見に染みて感じております。
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