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長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果

2017年07月27日 | 労働基準法・徴収法関連
【平成28年4月から平成29年3月までの監督指導結果のポイント】
⑴ 監督指導の実施事業場: 23 ,915 事業場
このうち、15,790事業場(全体の66.0%)で労働基準関係法令違反あり。
⑵ 主な違反内容 [(1)のうち、法令違反があり、是正勧告書を交付した事業場]
➀ 違法な時間外労働があったもの:     10,272 事業場( 43.0 % )
    うち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が
月80時間を超えるもの:        7,890事業場(76.8%)
うち、月100時間を超えるもの:     5,559事業場(54.1%)
うち、月150時間を超えるもの: 1,168事業場(11.4%)
うち、月200時間を超えるもの:  236事業場( 2.3%)
➁ 賃金不払残業があったもの: 1,478 事業場( 6.2 % )
  うち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が
月80時間を超えるもの:     909事業場(61.5%)
➂ 過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの:  2,355 事業場( 9.8 % )
⑶ 主な健康障害防止に係る指導の状況 [(1)のうち、健康障害防止のため指導票を交付した事業場]
➀ 過重労働による健康障害防止措置が
不十分なため改善を指導したもの: 20,515 事業場( 85.8 % )
  うち、時間外・休日労働を月80時間※以内に
削減するよう指導したもの: 14,012事業場(68.3%)
➁ 労働時間の把握が不適正なため指導したもの:   2,963 事業場( 12.4 % )
     うち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が
月80時間を超えるもの: 1,313事業場(44.3%)

長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果

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