惹かれるもの

こだわって、好きなもの、惹かれるもの探し

-29-   宮沢賢治の故郷(花巻)     生誕110周年

2006-08-24 | 旅行
賢治が奉職した県立花巻農業高等学校の敷地に昭和44年復元された賢治の家

写真左下 創立100周年を迎えた現在の花巻農業高校と賢治が奉職していたころの校舎(現在はない)
写真中央 あまりにも有名な「下の畑に居ります」の玄関横の黒板
       もう何十年もの間、当番の学生がチョークのかすれを書き加えていると言う。
       おそらく原型と似て非なるものになっているのでは!


   宮沢賢治記念館
    
イーハトーヴへのいざない
「イーハトーヴ」とは、一つの地名であると賢治は言う。賢治の心象中に実在した、ドリームランドとしての岩手県、
天恵少ない岩手県への愛称を与えたのでした。
記念館入り口には童話から、「猫の事務所」が置かれており
敷地内にこれ又「注文の多いレストラン」山猫件が実際にレストランとして営業中。

7月末の東北旅行、民話の故郷・遠野UPから大分日にちが経ってしまいました。
沢山の飛び込み番外編があったとは言え、忘れた頃の続きです。
実は、この記念館を訪れ、余りにも自分の宮沢賢治に対する見方、知識のなさを痛感し、
ショックを受けておりました。
恥ずかしい事に、童話作家、詩人、農学校の先生で学生、農民に農業指導をされた事、位の知識しかなかったのです!
科学者としての顔、熱心な仏教徒で仏教の研究者であった事など微塵も知りませんでした。
もう少し勉強してからじっくりUPしたいと思ってましたが、1~2冊の本を読んだ位の俄か勉強では、
とても賢治を語ることが出来ません。これから益々賢治に傾倒しそうです!

余談ながら、学生時代宮沢先生と言う方がいらしてデッサンの指導を受けました。
東北弁丸出しのユニークな先生でした。
後で解かった事ですが宮沢賢治の姪御さん(?)と言う事でした。
あの頃、お話伺っておけばと悔やまれてなりません。