雨上がり

雨と風木々はかなり揺れていた
案の定
今朝の公園は
木の葉小枝がびっしりと道をふさぐ

小枝をよけながら歩いているうち
分かったことがある
雨、風の試練は
余分なものをふるい落とす

そして
本体の木は生き生きと
たくましく
華やかに生きる

人もそう
雨の日も風の日も
これは本体の人を太らすための
必要必然

より美しい木になるため
余分なものを落とす
そして元気になっていく
自然は黙って色々教えてくれる

民主党の鳩山さん
「みんなでお掃除をしてーーー」
という演説
いいじゃあないの？

食べすぎ
飲みすぎ
愛しすぎ
欲しがり過ぎ

杉（すぎ）の葉っぱと小枝ががたくさん道路に落ちていた

民主党党首

昨日風水おさらい会の面々と
風水、羅針盤、五行、干支で予測を立ててみた
学者志望だった鳩山さん
官僚出身の岡田さん

まず風水
鳩山さんも岡田さんも愛の人
お二人とも胡散臭いことは絶対に出来ない
清廉潔白を絵に描いたようなお二人

鳩山さんはここ23年までの動乱期に
何かと中心になって行動する運命
岡田さんはひたすら耐え
学びにエネルギーをとられる運命で
しかもいいとこまでいって思いが通じないことが多いかも

鳩山さんを岡田さんがサポートすると
民主党は国民の代表という感覚の政治が出来る
つまり与える愛の政治

近代易学羅針盤では

鳩山さんはミステリーゾーンにいる
何があるか分からない
中曽根さんがこの場所にいたとき
ノーベル平和賞を受け取った

ただ彼は説明不足のところがあるので
党員とのコミニュケーションを
噛んで含めるように取れるかどうか
しかし投票日の今日は
再スタートの日
何か暗示させるものがある

岡田さんは
これからやるぞー！
というエネルギーの若々しい場所にいる
しかも今日は
何もかも手に入る場所にいる

大きく民主党の今後を考えると
鳩山さんが党首になると
上り調子、少しのマイナスエネルギーはあるが
彼には其れを受け止めて戦わず
巻き込みながら一緒に歩むという和の質がある

岡田さんは
誠実だが頑固
ゆっくり結論を出す平治のときの党首
民主党の今後を考えると
岡田さんと努力努力のまいにちが待っている
若々しい党にはふさわしいかも
しかしかなり厭くの強い人がサポートに廻らないと
短命

それから五行、干支
と解いてみると
面白い結果が出たが
其れはいえないいえない

さてどうなりますかね
どちらにしても
「愛」の人たちですわ

若年・熟年・老年

若年は直線
熟年は曲線
老年は円

若年の言葉は直線
的を付く
だから真実がある

熟年の言葉は紆余屈折
真実が掴みにくい
裏が表
表が裏
時に自分をどちらか分からなくなる

老年の言葉には哲学がある
薀蓄は発酵して一つ一つに味がしみている
遠くを語って足元を見させる

お気づきのことと存じまするが
老年が老年らしく
老年の知恵を語れない

若ぶりたい老年ばかり
直線の老人ばかり
いやはやーー

ところで
若年はいくつでんね
熟年って幾つ位でショウねえ
老年はなんぼからじゃあ

其れが分からんようになってしもうたわい

だんどり

最近吉田がやけに美しくなった
輝いている
その理由は料理

まだ未婚の彼女
お勉強は超一流だが
一般的な段取りがいまいち

其れを何とかするにはどうしたらよいかと
チャコちゃん先生熟睡しながら考えた
そうだ
料理

当方は昼は大体事務所の狭い台所を使って
みんなの食事を作る
今まではセキドとチャコちゃん先生が
手馴れたお惣菜をパパパパと作っていた

しかし
この時間をもっと有効に使おうと
買い物から、献立、作り方などなど
ヨシダ奮闘
おばさん、お姉さんに
大いに鍛えられている

髪の毛結んで！
割烹着着て！
手順よく！
調理が終わったら廻りはキレイに整理されていないとダメ！

初めて１０日
それだけでキビキビとして生き生きとしてきた

もちろんヨシダの気質も手伝っているが
ホテルやレストランはマニュアルで教え込まれているが
こうやって料理を作るのが一番の早道

結果は味で分かるからーー。

お茶いっぱいおいしくなった！
メイクが上手にならなくても
内側からの光が一番美しい

着物もとても似合うので
鍛えている諸先輩は
「私たち早く黒留袖着たいのよね」
と今日もビシバシと鍛えられている

きっといい結婚相手が見つかるね

男二人

ここのところ続けて
王貞治・イチローのことを書いた
本を二冊読んだ

二人の共通点は
「野球を愛してる、野球がすき」
の他に
野球を研究していくうち
日本人の心というものがなんであるかを
掴んでいるし哲学を持った

好きなものに出会った人の幸せは
其れがどんな境遇になっても
不屈の精神で何かを掴もうとする
必ず蛇のように脱皮を繰り返し
大きくなっていく

アレはいつの日だっただろう
山中で着物の撮影をしていたとき
蛇の脱皮進行中に出くわした。

この遭遇は一生に一回
とハラを据え
しっかりと見つめた

殻から出てきた瞬間から
蛇は一回りも身が太くなっている
元の殻には絶対に戻れない

大きくなることは
これだけの鍛錬が必要なのだと
肝に命じて分かった

お二人の野球人生が
この蛇の脱皮と重なった

不思議な感覚

東京は26度、25度と
気温を見ると夏日だが
風が涼しく心地よい

カルソンにＴシャツで
植物に水を撒き
着物は単に着替える

軽装の洋服より
きものの方が涼しく感じる

どうしてだろう
身八つが空いてるからだと思う
身八つから、襟元から風が吹きぬける

花の大好きな店主がいる喫茶店
公園のすぐそばにあり
しばしば立ち寄るが

最近は女性の方がタバコを吸う人が多いそうな
禁煙にしたいが
女性のお客が減りそうでーー

女性の喫煙者は
タバコの煙をぷかぷか噴かすす人が多いので
室内に脂がたまるという

「ですから毎日掃除に力が入り太る暇もありません」
物は考えよう
「お着物にタバコの煙が染み付かなければいいですけど」
気も使ってくれる

髪の毛も、きものも
タバコの煙を吸い込んだ日には
本当に可愛そうなことになる

殿方は結構気にして
きものを着た婦人の前では吸う人が少ない
女はスパスパ凄いよね

窓が開いて
煙もたまらないこの気候
喫煙ＯＫの店にも
少しは長くいられる

公園の小火

新宿中央公園は植木の手入れが充足している
剪定した樹木を細かく切り刻み
其れを一つの山に積み上げ
虫の住処にし
其の後有機肥料として
公園の土に混ぜている

循環がうまく行っている
だからこそ憩う人たちの居心地も良い

其れがバカな青年たちによる放火
積み上げた木屑に火をつけた
隣接している消防署からすぐ消防車が駆けつけ
大きな事件にならなかったが

はた迷惑なこと
公共のものにいたづらをすると
規則が厳しくなって
結局は憩いの場ではなくなってくる

入園禁止などになったら
木々が悲しむ、樹木は人といたいのだもの
人の気が木をみずみずしくする

池の亀に自分の弁当を分け与えているおじさんたちも
亀との時間のひとときに
癒しを感じているだろう

公共の場はみんなの宝

そうそう
いつも四葉のクローバーを見つけている場所の管理人
「第一土曜日にボランテイアで草取りにいらしてもらえませんか？」
「もちろん！喜んで」
約束させられちゃった！
当然ですな

農工大の先生もいらして
雑草についてもレクチャーしてくれるらしい

大もうけ、タダで園芸の知恵を教えてもらえる

本日校了

25度をこえると真夏日というのだそうな
とすると今日は26度
真夏日

3時を持ってめでたく校了
しかも二冊分

長いこと仕事をしていても
一度に同じ出版社から二冊出版は始めて
かかわった全ての人に感謝

編集の仕事は
大変
頭が下がる

きものを探求していたら
風水・易・五行・十二支・二十四節気などなど
森羅万象の学問に出会ってしまい
其れを知ることが
更にきものを深く愛することとなる

きものはなんとも不思議な衣である

これは洋の東西を問わず
ハムレットのお父さんではないが
初対面の人を安心させるために
きちんとした身なりを取るようにと
ハムレットに教える

その昔
朝食事のときの衣装、昼の仕事着、帰宅してのくつろぎ着、風呂上りの衣
そして寝巻き
ごく普通の人でもこのように5回の衣替え
良く考えたら
今でも4回は着替えている
三回の食事より多い

私の先輩は
寝化粧をする人もいた
旅に行っても
彼女の素顔を見たことは無かった

彼女がなくなったとき
家族は何よりも先に
死化粧を完璧にしたと聞いた

何事もルーズに成るのもどうかと思うが
ルーズの方が生きやすくもある

きもののことまだまだ書いておきたいと思う

久しぶりの富士山

珍しくこの時期に富士の姿
きっといいことある
いいことって何だろう

嬉しい
楽しい
思いが叶う
夢が現実になる

などなどいいことかも知れない

ヨシダは今日出勤で
しっかりとチャコちゃん先生の文章の
校正をしている
これとっても嬉しいこと

昔から校正がもっとも不得意
見逃しがいっぱいある
大体自分の書いた文章は読み返したくない
だからこそ
ヨシダの校正は価値がある

なんちゃって
その間チャコちゃん先生は
つれづれの仲間8人と文楽観賞
いい気なもんだね

みんな白大島、藍小紋、萌黄色の紬　群青色の紬と
紬オンパレード
売店で
「お豆とってあるのよ」
といわれ
お惚気豆を購入
いつものパターン

一時（いっとき）の楽しさ
これいいことね

晴と褻

雨水をたっぷり含んで
薔薇の花が下向きに咲いている
今年は蕾の数が多く期待大

赤・深紅・黄色・白・紅・珊瑚色

昨日明治神宮内のお茶室に活けられていた
トルコ桔梗の紫の色が忘れられない
普通の紫ではなく
明らかに濃紫
そして花弁にレースのような白のふち

雨にけぶった庭の緑とのバランスは息を呑む美しさ
茶人というのは
時に憎い

暗い雨の日に少しでも明るくと
琥珀色地に大小、行儀の二枚型の江戸小紋を着る
確かに色の選択は正解

お菓子は青梅を丸ごと蓬で包んだお饅頭
色も美しいが味も抜群

静寂な日本庭園で過した後の
我がちぐはぐな庭
でも薔薇の花は可愛いし勢いがある

ヤハリ晴れと褻は大事