チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ピアノ協奏曲

2009年05月06日 10時27分35秒 | 日記
ピアノはソロで聞くものだと思っていたが
どうしてどうして
やはりピアノ協奏曲は奥が深い

昨日は端午の節句
帯を「殿」の帯にしたいばかりに
雨模様にかかわらず
塩沢を着てしまった御バカであったが

サントリーホールでは
友人達はもちろん
知らないご婦人にも褒められ
着物が縮むのも目をつぶる

さて
ピアノは後藤泉ちゃん
楽団は日本フイルハーモニー
指揮は小林研一郎ことコバケン

結論はブラボー
ヴェートーベンのピアノ協奏曲第四番
ピアノのソロから始まる曲なので
ピアニストに対して身内意識でどきどき

それぞれの楽曲がお互いに音で共鳴し
協調し華麗な宇宙を作る
聴く方はオーケストラの作り出す音に
酔いしいれる

仕事の世界もそうなのだと思い知る
4日の休日
セキド、ヨシダが休日返上
校正のチェック二冊分
それぞれが分担して
オーケストラのようなアンサンブルで
仕上がったのは夜もかなり更けていた

ソロももちろんいい
しかしアンサンブルの調和はまさにこれからの時代だ

一人ひとりがプロの意識を持って
一つの曲を奏でる、一つの仕事をするともいえる

それにしても
こういう曲を作曲する人たちは
人間の根源にいつも魂をおいているのだろうな

自分の技術を完璧にし
その上で心を一つにして仕上げていく
着物にも其れがいえるように思う
いえ、そういう着物作りをしたい

今日も四葉のクローバー8枚
日々増えていく
ネコニーサンにあげていたら
知らないおばさん寄って来て

「ちょうだいちょうだい」
「ご自分で摘みなさい」
と場所を教えてついでに3本も見つけてあげた

今日は三五館の江口さんからの戻し原稿の書き足し
コメント
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