チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 138

2019年04月18日 11時55分06秒 | 日記
着物に関心が集まっている
浅草に行くと外国人の着物姿もうぎっしり
着物を着て何が楽しいか?と聞くと
「心が弾んでなあにかウキウキ感がたまらない」そうだ」

秋櫻舎にも外国の方が見えて着物体験をするが
着物を着た途端表情が一気に明るくなり饒舌になる
悲しいことにチャコちゃん先生その饒舌のフランス語や英語についていけないので
彼ららはまどろっこしいと思うようだ
英語を勉強しなければと言われるがちゃこちゃんせんせい着物と同じくらい英会話にお金かけていて全く物になっていない

それを勝手に解釈すると
「英語脳になるなと神様がおっしゃっている」ということ
だから
「日本語を学んでくださいねそうしないと日本の文化の微妙なところは理解できませんよ」
と日本語で諭す
日本に来たのだから日本語で観光していただきたい日本語を使って旅をしてほしい

しかしながら着物の作法や着物のいろんなこと通訳するのは大変だ
訳しようのない言葉がいっぱいあある
足袋だって「Japaneseソックス」なんて訳している人をテレビで見たけど違う
なんで親指と4本の指が離れたものなのか
それにはこんな理由があるといって初めて日本の足袋の意味がわかる
足袋「たび」でよい

着物のを英語で話す練習をいましているが
(もちろん私が話すのではなく通訳)
通訳をする日本人がまず面白がっているということは
日本の団塊世代以降の人たちは着物に馴染みが薄いようだ
英語は達者だけど着物は知らない
日本は面白い国民が多くなった(これは皮肉)

外国の人に着物を着せると「こんなに自由で優雅でさらに格調のでる衣裳だとは思わなかった」
と喜ぶ
しかも10分以内で着せるのでびっくりする

洋服のほうがはるかに時間が掛かるといって驚く
先日も斎服の装束着付けを教わったが5分で着付けてしまうそれをマスターしないと家kないのだ
日本の着物は10分以上着るのにかかるのはおかしいということを教わった

基本的にチャコちゃん先生はもたもた着付けはできない
刺し身と一緒で一気にその人の体に着せていかないと体がなまる
刺し身もゆったり切っていてグニャッとしてくるのとおなじだ

せんじつアメリカ人の夫婦がいたして
夫人の方は着付けも1時間で覚えてしまった
そしてなんと20分で自分できてしまった

こうなったら自分のものが一式ほしい
寸法に合わせて作るのだと炒ったら
「コレド本当のオートクチュールだ」と叫んでいた
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