チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

睫のような蚕から

2008年09月20日 14時10分59秒 | 日記
いやあー
孵化したばかりの蚕は
まるで睫のよう
それが10日間のうちに
体調一センチ、体周りも1ミリとなって
桑の葉っぱの上に体をさらすようになった

やや茶を帯びた黒から
白い蚕へと変身

ところがところが
小さく切った桑の葉は
すぐ乾いて丸まるので

気をつけながら
其の乾いた葉を細い竹箸で取り除いていたのだが
どうも
小さい蚕も一緒に葉と処分したらしい
コレは老眼のチャコちゃん先生が犯人

睫ほどの蚕が孵化したとき
たしか17頭いたのにーー。
キョウハ3頭シカスガタガミエナイ

生存率の低いこと
といっても原因はチャコちゃん先生にある
余分なことするんではなかったと
今日は大反省!

二眠に入り
オナマに大人と同じように頭を持ち上げて寝ている
可愛い

養蚕は国営にすべきとつくづく思う
この程度だって手間がかかる
オーストリアでは
刺繍や陶器、オペラなどの伝統文化は
其の継承に国が責任を持っている

これからの伝統文化の継承は
国が本腰を入れない限り
風前の灯

残った蚕に愛を注ごう
亡くした蚕への償い
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