チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

政府と国民は同等

2013年02月20日 11時36分40秒 | 日記
福澤諭吉の「学問のすすめ」を読み始めた全部通しで読むのは初めて
恥ずかしい
豪放磊落ざっくばらんな人だったようだ
大分の中津に生家があるが今度尋ねてみよう

国民みんなが読まなければならない本だとつくづく思う
明治の言葉は難しいので
ページをめくるのが遅いが
命を懸けて書いた息吹きを感じる

この頃の人は
明治維新をができた喜びと
その維新を国民がきちんと受け止めなければ
元の木阿弥だととく

「自立」
と言う言葉が何回も出てくる

「法律」にかんしても優しく説く
「法」の番人は政府
政府は国民の生活を守るためにある

人を殺してはいけないと法律にある
父を殺されたから復讐をすると言うのは法律違反

江戸時代は親の復讐は認められていたので
明治の法律はとても嬉しかったようだ
やっと法治国家になった

ひるがえって今を考えると
なんだかなーーにも進歩していないような
進歩していないと言えば
聖徳太子の十七条憲法も
どの時代にも生かされていない
学問のすすめもおなじ

「お上の云うとおり」
と言う上下関係を国民のほうから代えていかないといけない
という

なんだかねーー
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バレエ発表会 | トップ | あなたしかできないこと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事