チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ある公爵夫人の生涯

2009年05月01日 11時08分46秒 | 日記
故ダイアナ妃から200年前の
同じスペンサー伯爵家に
ジョージアナという令嬢が
デヴォンシャー公爵に嫁いだ

映画はそこから始まる
18世紀末から19世紀にかけては
かの有名な
マリーアントワネットも健在

ショージアナはイギリス
マリーアントワネットはフランス
ともにフアッションリーダーでもあり
年齢も同じくらい

映画では
この時代の衣装にアカデミー賞が与えられた

女と衣装
女を表現するのは衣装しかなかった時代だ
衣装が芸術の域に達している時代は
女の自由は無いに等しいが
女は品格があり美しい
もちろんそれは上流世界だけでなく
洗濯女ですら
自分が装うことの大切さを知っている

故ダイアナ妃と同じように
ジョージアナも夫にだけは愛されなかった
国民からは圧倒的に愛されたがーー

世継ぎを生むだけの機械になりたくなかった夫人は
夫と心がなかなか寄り添わない
夫の愛人と一緒に生活を共にするようになり
ますます壊れていく

しかし
「許す」
という気付きを苦しい中から勝ち得たとき
全てが穏やかに過ぎていく
そして美しさもまし
更に国民みんなに愛される

許して
無になること
古今東西
人の成長に欠かせないことだと
私も気付く
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