チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

母校共立女子大学での講義

2023年05月25日 11時05分17秒 | 日記

チャ子ちゃん先生ひそかに夢見ていたことがある

母校で講義

それが実現したことがうれしい

パワーポイントを作るのに学生時代を紐解く

残っている写真を見ると

今と全く変わらぬ「わたくし」が写真に納まっている

姿かたちではなく「やってることがーー」だ

 

地方出身者なので寮生活がある

寮祭を考案し、合唱団まで作り偉そうに指揮をとっている、とにかく「楽しい」ということに専念していてみんなを巻き込んでいるのだ

焚火をしてその周りで踊っている、真ん中に机を引っ張り出して其の上に乗り音頭を取っている

 

学校では放送研究会に所属し下級生の身でありながら「部長」になって上級生を引き回している

放送部にはドラマ部とアナウンス部があり、アナウンスの原稿を書いたり、ドラマの脚本書いたりしている

自分が何かを演技をするのではなく「総括」の役

今回の話は、この下級生からの提案だった

 

放送研究会の部費を稼ぐために、ダンスパーテイーの企画をしてミキサーとかテープ、感度のいいマイクなどを購入している

楽しんでお金を稼ぐという基本はここで培われていたのだなあと感嘆

 

そういう基礎を作ってくれた母校の空気に感謝の気持ちが、在校生たちに通じることを願い90分を話し終えた

内容はもちろん「きものを通して知る日本の文化」

日本人としての誇り、そして今学んでいるこの学校に対しての誇り

 

この学校で育てられて今の私がいる

良くも悪くもここが原点、こういう楽しい青春を送っていた時と今に自分が変わらない、同じことをしている、成長していないと思うか、本来の自分を生きていると思うか、判断に苦しむ

両親に、家族に、出会った人々に感謝しかない


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