夏至の日から11日目、72侯の30番目の雑季
今日から5日間を半夏というとか、小暑の前日まで
もともと仏教徒の90日間の修行の中休みの言葉から来ているらしい
結夏、半夏、解夏
半夏生という植物もある、この時期葉っぱが半分白くなったり、緑場の中に真っ白い葉が出来たり、なんとも不思議
初めてであったのは、草木染の山崎斌宅だった。先日伺ったときもまだ群生していたので結構なが粋なのだなあと思った次第
そのとき
「これ葉ではなく花なんですよ」
と教えられた
「何とも色っぽいよねえ」
言葉もきれいだが、やはり葉に見えるその姿もたよやか
日暮れにボーと白く見える姿は姫屋かな雰囲気を醸し出している
そういえばこのころ紅花の花も開く
半夏生までに田植えを終わらせるという目標もあるみたい
この日は一切のの仕事はしないという決まりもあったみたい、今は素人農民も多いので頓着ないだろうなあ
この半夏生の日に
「タコを食べる」タコの足のように根を張らせる
「青い魚を食べる」前半の体の疲れをいやす
「一日絶食する」胃腸も休む
などなど地方によってはいろいろ習性がある
半夏生は一本でも形になるので、この時期茶室に良く飾られている。すっきりとすがすがしくて涼やかな雰囲気だ
もともと薬草で、根っこは咳止めになるという
日本人はこうやって自然とのかかわりを深くしながら過ごしていたんだね
こういう暮らしぶりが他国の人たちと違うのかもしれない
違いを新たに感ずる日本人を増やしたいとチャ子ちゃん先生は思う 余計なことかーー
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