チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

千客万来

2020年05月24日 13時30分34秒 | 日記

今日新宿は久しぶりのお天気

「顔見に行くわ」と早朝から二人連れ

スカイガーデンでお茶をしておしゃべりして大笑いして退出

「お弁当作ったのでお昼に行きます」

スカイガーデンでお弁当を食し、おしゃべりして「わはは」と大笑いして退出

その間電話もあり

今日はどうしたのでしょう?みんな人肌恋しくなったとき、こうやって思い出してくれるのかとうれしくなる

 

どうも明日当たりの自粛解除を肌に感じ、お日様につられてチャ子ちゃん先生に会いたくなったということらしい。自粛のありがたさ私がどこにも出かけていないことがわかっているのだ。昔はよくこうやって、突然人が集まり初めての人たちがそのご縁で仲良くなっていく姿を見てきた

いきなり麻雀が始まったり(かけマージャン?)討論が始まったり、喧嘩になったり、それでも仲良く肩を並べて帰っていく姿を見送った

午後からも三時のおやつをもって訪ねてくれるらしい

こちらは古い言葉だけど「シスターボーイ」

 

昔から「ゲイ」の友達が多い

かなり昔ゲイの夫婦とニューヨークに行った、ニューヨークに住む友人宅で一週間のホームステイ

そこのご主人は朝7時には家を出る、私たちはそのあとに起きて朝食をとるのだが、御世話役の女役は私の朝食の用意はしない

「比佐子ちゃんは自分で作りなさい」(この方たちチャン付けで呼ぶことが多い)

「へっけち」

徹底して二人の世界を守る

 

一緒に街に出ると二人の行くところは「ゲイ」だけしか集まらないレスランやテールーム、博物館やミュージカルに行ってもどういうわけか周りは「ゲイ」ばかりの席になる(どういうわけかオペラは興味なし)

別行動をしようとすると

「比佐子ちゃん一人は危ないから一緒にいなさい」

 

ある日二人は大げんか事の発端は男役の方がアメリカ人の女役と懇意になりとても楽しそうに話しをしているというのでやきもち

帰りのタクシーの中でも激しい喧嘩は収まらず、二人の間に割って入り両方の手を握って気持ちを落ち着かせた、それでもぷんぷんしていて

「私は今日は比佐子ちゃんのところで寝る」と女役

「ひえーーいやだね」

と二人をお部屋に押し込んだ次の朝

 

せっせと女役は朝食の支度

「昨夜のお礼があるでしょう私のも作ってよ」

「比佐子ちゃんはどうぞご自分でね」

とべたべたの二人

 

三人の珍道中は語りきれないほどの事件が満載

「比佐子ちゃんこの道中記本にしてもいいよ」

といわれていたけど文才がなくそのまま

 

此れからその女役がいらっしゃる、どんな話が聞けるのか楽しみ

 

 

 

コメント
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