チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

改めて日本の国は

2020年05月22日 10時00分00秒 | 日記

昨年チャ子ちゃん先生は「大嘗祭の二つの布」という本を出した

その本を書くために28年前に挑戦して挫折していた古事記の原文に挑戦

見事本懐を遂げた(自慢してるんだよ)

 

それでもろもろ日本の国の本音を知ることになるのだが

その一つが男と女の役割が神代の時代から変わっていないということ

いまは日本の最高の神様が天照大神という女の神様になっているが

本当のところその上の高皇産霊神様(男神)がさまざまなところで天照大神を助けている

しかもこの天照大神を日本最高の神様に据えたのは天武天皇であった

 

ここからなのだが

縄文時代から女は家にいて家族と地域社会のコミュニティの中心となり、男は外に出て食料の確保をして家族を養う。そのため家庭での実権は女だ

「切り盛りする」という言葉がある

女が男が外から持って帰った宝のすべてを保管し運営する

つまりお財布を握っているのは女だその中から用途別運営費を分割する

 

今でも男は給料を全部女に渡しそこからお小遣いをもらう(最近はそれが嫌だという男も増えて結婚をしたがらないという)

 

こういう国って日本以外ないよ

女はトップにいるのだけど隠れて支配をしている、だから賢母が多かった

男が偉い、女が偉いということではなく、男の役割女の役割が自然に決まっていたのが日本国

 

高天原で弟の素戔嗚尊の乱暴に兵をあげるのではなく、天照大神は岩屋にこもり、その天照大神を岩屋から出そうとして神様の仲間たちが知恵を出し合って、楽しくしていれば出てくると信じて踊り狂った

 

これも女の知恵で争わずことを解決していく

この根本は「命を生かす」という女の本能だと思う

 

そういう女の正しい在り方を延々と繋いでいるのが日本なのだ

男女平等の思想なんて甘っちょろい

男も女も自分の役割を忠実に行っていれば平和しかないーーー違う?

 

コメント
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