チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

もうまもなく電子書籍

2012年08月05日 09時40分03秒 | 日記
中谷比佐子のきもの365日が
もうまもなく電子書籍として発売される
ずっと電子書籍なるものに興味を持っていたのだが
思いがけないご縁が出来て
作っていただけることになった

ずっと活字の世界にいて
出版をすることの大変さをいやと言うほど味わっている
しかし出来上がったときの嬉しさも格別なものがある

チャコちゃん先生の初めての著作は
「若い人のためのきものの本」 主婦と生活社
30版ちかく増刷したらしいのだがきちんと契約をしていなかったので
チャコちゃん先生の懐は潤わなかった

しかし33才だったので自分の本が出版されたのはとても嬉しかった

その頃はきものに詳しい編集者はごまんといたので
若い(ああ若かった!)小娘がにょろにょろと
きものの本を出すことに抵抗があったらしく
いじめもあったんだね

でも今までの視点のきものの本では無いので
若い人には受けたんだろうとおもう

どういう視点かと云えば
自分がきものを着るようになって
どうして右前ではいけないの、なんでこう言う仕立てをするの
と言うところから
アチコチの染織産地のルポ記事が新しい視点と捉えられていたらしい

担当の編集は男性で
「ナカタニさんの発想はおもしろい」
と持ち上げてくれたのでいい気になっていたんだろう

でも分からないことも多く
其れを解決してくれる先輩たちは横向いているので
「よし」とばかり毎日きもの着ることに挑戦
自分で疑問を少しずつ解決していった
一ヶ月のつもりが一年になり更に伸びてついに20年になった
365日20年の経験

この日数はチャコちゃん先生の宝
其れを元に「二十四節気のきもの」 三五館 の中で
365日のきもの日記を付録に付けたら其れが好評で

昨年は365日のきもの日記をブログで書き続けた
今またパート2として続けている

その一部が今度は電子書籍
先日その文字などの様子を見せていただいたが
「うんいいうんいい」
とすっかり有頂天嬉しいな

完成したら宣伝します
コメント
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