チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

大振袖から船底袖に

2011年12月24日 08時29分41秒 | 日記
今月でクラシックバレエをはじめて丸五年
体が大きく変化した
一番の変化は腕の内側のたるみが
大振袖であったのに
二年目で中振袖そして小振袖更に船底袖になった

昨夜入浴していて腕を高く上げてたるみが少ないのに
我ながらニヤニヤと見とれてしまった

今朝更に点検するとウエストがくびれ
ふくらはぎのたるみはもう全く無い
もともと足は真直ぐだったのでいい格好
なんと素晴らしい結果
たかが五年だぞ

天才整体師平田先生によると
バレエは左右を同じように動かし
しかもいつも足を締めお腹を引っ込める動作をしているのが良い
ということだ

しかし長年培った下腹の肉は思うようには取れていない
「お腹の肉は一番最後ね」
と平田先生冷たく言い放つ
「そうかーー」
それでも10年20年まえのスカートが
するする入るので少しはほっそりしてきたのかもしれない

体重は五年前とあまり変わらない
「それは筋肉が重くなったからねいいことよ」
骨も水分を含んで柔軟性が出来たはずという

ここに至るまで
足の関節が痛くなり歩けないこともあった
正座も暫く出来ず
きものを着て正座が出来ないのには困った

「骨が動いているから仕方がないのよ」
と平田先生にアドバイスを受けていたが
もし其れがわからないと
「バレエはチャコちゃん先生には合わないわ」
とやめていたかもしれない

五年は大きい
今は全くそういう心配もなくなった
ただし
バレエは足を外へ外へ向けるので
きものを着たときうちへうちへと向かう足の動きと
かなり違うものがある

幸いなことにバレリーナーの道は無いので
其処はいい加減、いえ良い加減をしてこだわらないようにしている

このまま行けば
ノースリーブは封印していたのだが
来年の夏は思い切りノースリーブに手を通せる
なんといっても
大振袖から船底袖になったんだもん

矢張り体を動かすというのはたいしたことだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする