My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

真空管アンプ(KT-88 PP)の改造(出力管の交換)

2011-05-02 10:20:46 | 真空管アンプ

オリジナルで付いていた出力管KT-88 4本の内、1本がどうも調子が悪く、バイアス電流の調整位置が他の3本と違う。他の3本はVRの大体中間位置で40mAになるのだが、この1本だけはかなり回してやらないといけない。

詳しい人に聞くと、どうやら、エミ減のようだ。 使い始めてから8ヶ月程度なのにもう寿命か?早い。

1日平均8時間通電で240日で約2000時間経過。

確かに少し心当りはある。ドライブ管の接触が悪くて、この出力管が火花を散らした事もある。 店の社長はロシア製と言っていたが、中国製かも?

仕方ないので、さっそく代わりの物を手配。

前々から交換して聴いて見たかったGold Lionの4本マッチドクワッドをUSに手配した。日本円2万円程度。

3週間前に手元に届き交換。バイアス電流も40mAに調整。VR調整位置も4本とも揃った。やっぱりこの1本だけ寿命だった様だ。

3週間聴き込みエージングして、調子が出てきた。

オリジナルのKT-88よりも、音が艶やかでクリヤー、音の細部まで表現してくれて、空気感もある。

流石に、評判通りのGold Lionである。良い! 見た目もGood。

 

もっと早く、この球に換えればよかったと思う。 

今まで、プリ管の交換で音の変化を楽しんでいたが、出力管でもかなり音が変化した。

この交換も含め、今の私のアンプの管構成は、

 5691 RCA 赤ベース x2

 5692 RCA 赤ベース x2

 KT-88 Gold Lion x4

となっている。

 

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