My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

KT88 PPアンプ 出力トランス(OPT)交換後、音質調整を進行中(その2)~抵抗交換編~。

2017-03-20 12:26:53 | 真空管アンプ

今回は抵抗を高音質と言われるものに交換してみました。

同時に、定数の見直し(設計の見直し)も行っていますが、この部分は次回として、まずは交換した抵抗を紹介します。

今まで私のアンプでは散々アーレン・ブラッドレー(A&B)のカーボン抵抗を使用し濃い音を作ってきましたので、今回は高特性の出力トランスのを生かすために、金属皮膜抵抗を中心に使い、ハイファイ化を狙いました。

使用した抵抗は以下です。写真を参考にしながら読んで下さい。


①PRP製抵抗PR9372 写真の赤い抵抗。小さい方。表面に艶があります。 

 アメリカ製のハイエンド・オーディオ用の抵抗らしいです。

 電力が低い部分(カソード抵抗、帰還抵抗、グリッド抵抗)にはこの抵抗を使いました。1/2W品です。


②IRC製RN-65(MIL規格品) 写真の赤い抵抗。少し大きい方。IRCの印字が見えます。

 RN型の元祖でアメリカ宇宙航空用途に開発された物らしいです。3/4W品です。


③KOA製SPR5C 写真の緑色の大きい抵抗。

 日本が誇る抵抗メーカーKOA製のものです。カーボン系?

 この抵抗は「無線と実験」「管球王国」でも抜けが良く透明感のある音と評価だったそうです。

 5Wが音が良いそうです。

 

今回、初段帰還カソードの電解コンデンサもスプラグATOMからBCコンポーネンツ製のラジアルタイプ220uF/25Vに交換しています。

こちらの方が配置的に収まりが良いのと、音も抜けが良いためです。

 

現在エージング中ですが、エージングが進むとともに抜けの良い、解像度の高いハイファイな音になっていってます。

今迄よりは確実に音質が向上しています。ノイズも減っています。

抵抗はとにかくエージングに時間が掛かるので、100時間くらいは様子を見たいと思います。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする