My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

Bug Head Emperor(音楽再生ソフト)を導入。

2015-08-23 23:08:34 | DAC ES9018

結論から申し上げますと、foobar2000とは違う音で、かなりクリヤー!スッキリした音!これは凄いです。もっと早く導入すれば良かったと言うのが率直な感想です。プレーヤーが目の前で演奏、歌っている様です。

PCオーディオを始めてから今まで、音楽再生ソフト(ミュージックプレイヤー)と言えば、foobar2000だけしか使った事がなく半ばfoobar2000信者の様になっていましたが、このブログの4月のコメント欄でPoohさんから「他のプレーヤーも試されてはどうでしょう」とアドバイスを受けまして、遂に重い腰を上げて、「Bug Head Emperor」を入れてみました。

結果と私の感想は、先ほど書いた通りです。Poohさん、ブログへのコメントありがとうございました。


それでは、PCへのインストール方法と設定について書いておきます。

最初に断っておきますが、このソフトを使うためには、ある程度のPCスペックが必要な様です。まあ、ここ2年くらいのPCでは問題ないかと思います。尚、Win XPでは動作しない様です。

因みに私のPCは、Core i5 4200U/1.6GHz/2core/メモリ8GBのWindows 8です。

ソフトウエアは「Vector」から入手しました。Version 5.24です。フリーウエアです。

Bug HeadのHP。 http://oryaaaaa.world.coocan.jp/bughead/

作者のFacebookのPageもあります。 https://www.facebook.com/pages/Bug-head-technology/221354151338856


~インストール、セットアップ画面~

圧縮ファイルを解凍して、exe fileから開始します。

指示通りに次へ進めていきます。

同意します。

プログラムの保存先の指定。

 

インストール完了!

すると、デスクトップに4つのアイコンが出来ます。

上から3番目の「Infinity Blade SQ」がもっとも高音質に設定ができそうです。アイコンの説明からその様に思う。


~設定~

さっそく起動すると、次の画面が現れますので、この時に「Click to setup」の文字を素早くクリックします。

 

すると、この画面に行きます。

この中から、自分の所有するDACのASIOドライバを選択します。

私の場合、USBのレシーバーはXMOSなので、最新の「3033」(一番下)を選びます。

(DACはGUSTARD DAC-X10 ES9018)

すると次の画面に移行します。

この画面で高音質設定をするようです。しかし、PCのスペックで上限の制約が出てきます。

1,2は選択(赤)で問題なし。

5もとりあえず、初期のまま「OFF」にしました。

6のメモリーサイズ最適化ですが、「Setup DIMM」をクリックして、自分のメモリーサイズに応じた設定をします。

例えば、私のPCの場合、メモリが8GBなので、2GBずつ割り当てて、次の様になりました。

 

 「Set」をクリックするとこの様になります。

初めてなので、とりあえず設定はこれくらいにして、実際にファイルを取り込んで再生してみましょう。右下の「Start」をクリックします。

注意)この画面は上下画面一杯に出てくる(狭く出来ない)ので、Windowsのタスクバーは左右に表示させる必要があります。

    そうしないと、下の「files」等が選択できません。

すると、この様な画面に移行します。(すでにファイルを取り込んでいます。)

ファイルごとを取り込む時は下の「files」を、フォルダーごと取り込む時は下の「folders」をクリックします。

この後、「Play」ボタンをクリックして、再生を始めますが、再生まで時間が掛かります。

「Rewrite」→「invalid」カウントダウンがあり、10~15秒程度掛かります。今回、下のようにProcessing time 13.5sec掛かりました。

このプロセスが終わると、自動的に音楽を再生します。

この処理時間ですが、RAMに何か書いている様に思います。RAMへの再配置?再配置後、読み出しまでの処理時間がinvalid?

RAMを有効に使って、バッファリングしているのでしょか?

その他、このソフトで、ノイズ、ジッターが発生しない様にアルゴリズムで波形整形しているのでしょうか?

仕組みは良くわかりません。

兎に角、導入したばかりなので、設定に関してはまだまだ研究が必要ですが、第一印象としては、「foobar2000」よりも音が澄んでいてクリヤーです。音がリアルで前に出てきます。「foobar2000」で少し気になっていた中域から低域の曇り、濁りもありません。ベースラインも綺麗に聴こえますし、バックグラウンドの微かな音も聴こえます。

 

私が散々チューンアップしたCDプレーヤーに迫ってきたかも? 


(追記)

・音楽の再生が始まるまで、何もできないまま15秒待たされるのはどうかな?プレイリストの作成、編集など使い勝手的には「foobar2000」が便利。

・このBug Headを使えば、重くて場所を取るアナログレコードに悩まされる事が無くなるのかな?と思いきや、今日も一日、アナログレコードばかり聴いて、その後でこのBug Headを使って聴いてみると、やはり所詮音源はデジタルなので、やはりアナログとは違う。デジタルは、何か躍動感と言うか、音楽の味、テイストが無いように感じる。何か大事な旨味成分までフィルターにかけてそぎ落としてしまった様だ。音楽と言う意味ではアナログの方が何倍も楽しめる。アナログレコード探しと収集はまだ続きそうです。

 

コメント (1)
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