暫く、ブログを更新していないうちに、アクセス数は、いつの間にか40万PVを超えていた。
最近、CDPのクロックモジュールの再換装のページがよく見られている様です。このところ、このページだけで毎日1,000PVをオーバーしています。
昨今のオーディオ・マニアは、デジタル・オーディオに関心がある人が多いようです。
そして、クロック・ジッターが重要であることも認識されているようです。
私もこの部分が重要であることは、この換装で実証済みです。
デジタル回路はデジタル信号を確実に歪み無く伝送することが重要です。
歪み無くとは、振幅と時間軸の両方です。特に音楽再生はリアルタイム再生なので、ロスしたものは補完は出来ても完全修復はできません。
そして、アナログと混在のオーディオでは、アナログ回路に影響を与えない事が重要です。
これは、デジタルのパルス波形に歪みを発生させ無い事です。
デジタル回路部分で歪みが発生すると高調波となってアナログ波形を歪ませます。またグランドを揺らしてもいけません。
多少データロスがあっても、音楽はそれなりに聞こえ、ロスしている事に気がつきませんが、記録データの忠実再生に関して言えば、情報量、臨場感、艶に影響します。
さて、このところ日本に帰る準備で忙しかったこともあり、暫くブログを更新出来ていませんでした。
しかし、過去にひとつ紹介して出来ていなかった内容がありましたので、書き留めておきます。
前回のSAA7327のシリアルデータ出力にバッファを挿入して好結果が得られたので、続いてSPDIFへの送り出し部(SAA7327のDOBM端子)にもバッファを挿入しました。
バッファ74LCX245の余っている回路を使ったので比較的簡単な作業。
前回と合わせると、以下の様な感じ。
これも好結果をもたらしました。
DACを通して再生した音の情報量が増えて、また一段と鮮明になりました。
やはり波形整形された事と、ドライブ能力がアップしたことが幸いしたようです。
これもお奨めできます。実験の価値ありです。
残念ながら、只今、手元にオシロスコープが無いので波形の確認が出来ていないことが残念です。
そして、以前交換したPhilips E80FとTesla ECC803Sもエージングが進み調子が出てきたようです。
音が鮮明になって、ぐんぐんと前に出てきます。まったく曇りがなくすっきりとした感じです。これがTeslaの音?
また、DACのフィルムコンのWIMAへの交換もエージングが進み音に艶が出てきました。
こちらはヘッドホンですごく聴き易くうっとりとする感じとなりました。