My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

CDプレーヤの改造(クロック回路変更) 続報 その2

2011-08-06 22:26:15 | CDプレーヤー

マスタークロックのレベル変換基板(5V→3.3V)をタイから入手したので、早速取り付けてみた。

バッファのトレラント機能を使ったレベルシフターである。

だが、これが予想に反して結構大きい(上面の基板)。ICに対して基板が大きい。

取り付け後は、こんな感じ。取り付け場所にもちょっと困った。

レギュレータの入出力の平滑コンは、例によって、OSコンに変更した。

レベル変換後の波形を見ると、オーバーシュート、アンダーシュートがひどい。

深夜の作業だったので、とりあえず、これで、聴いてみる。ちょっと音が良くない。以前より悪くなった気がする。

この波形のせいだろうか?

どうやら、このオーバーシュート、アンダーシュートは、バッファに74LCX245を使ってあるので、パワーがあり、応答性も良いためと思われる。

そこで今日、バッファの出力にダンピング抵抗を追加、色々と試した結果、82Ωでよい結果が得られた。

ついでに、クロックモジュールの電源をDC7Vでは無く、直接トランスの出力AC8Vから取る。

電源の安定性(揺れ)を見ると、こちらが良かった。

波形を見ても、綺麗である。多少のリンギングは、オシロのプローブの影響。

早速、CDを入れて動かして見ると、読み込みもなんとなく早い。

良さそうだぞ~!!!

音を出してみる。

一聴して、びっくり、非常に良い。今までの中で一番良い。

情報量がすごい。音が溢れている。空気感をしっかりと感じ取れる。

これは大成功。また一つグレードアップした。

ついでに、今まで持っていた既製品のイギリス製のCDプレーヤとも比較したが、こちらが良い。

世の中に1台だけだぞ。ちょっと優越感。ご満悦である。

クロックひとつでこんなに変わるとは、やっぱり音の入り口は重要である。

誰かの言葉を借りると、今までは、蛇口を絞って聴いていたが、クロックをグレードアップする事で、蛇口を全開にして聴くことが出来る。

そうなると気になるのが、ピックアップからDecorderまでのデータの転送である。ここもきっと影響するだろう。

CDに刻まれたデータを100%引き出さないと、レコーディングエンジニアに失礼である。

CDもまだまだ生けるぞ。

CDのデーターを充分に引き出せずに、24bitとかPCオーディオに逃げているんじゃなかろうか?

ちなみに、この私のCDプレーヤはUp samplingがありあます。

 

明日は、アナログの伝送路、RCAケーブルの自作をする予定。

今日、やっとの思いであのBeldenの8412を手に入れた。

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