宇宙のこっくり亭

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丹田 ~ 第2チャクラ

2013年04月02日 | チャクラ
  
第2チャクラ(スワディスターナ・チャクラ)は、おなかのマニプラ・チャクラと、一番下のムーラダーラ・チャクラの間にある。

なんだか、7つの中で一番マイナーな感じのするチャクラだ。「仙骨のチャクラ」とか、別名も一応あるけど、そんなに聞かない気がする。「第2チャクラ」と呼んでいる人が多い。
 
でも、気功や漢方医学では「丹田」(たんでん)と呼ばれる超重要ポイント。ここに気功パワーをたくわえ、一気に放出する。武侠ドラマ(中国の時代劇)に出てくる超絶の武芸者なら、人間を吹っ飛ばすくらい、朝飯前だ。

筆者は気功をやったことないけど、武侠ドラマが好きでよく見るので、実はクンダリニー・ヨーガ以上に関心を持っている(笑)。
 
丹田の位置は、「へそ下3寸」として昔から知られている。「丹田呼吸によるヒーリング」ってのも、よくある。まずは、腹式呼吸するのが基本。このとき、「お尻を締めるのがコツ」だという。

なぜ、ここに人間の原点があるのか。筆者がたまたま見て「なるほど」と思った気功のサイトによると、ここには長くて曲がりくねった消化器官、「小腸」があるからなんだそうな。

というのも、原生動物や腔腸動物なんかに戻ると、消化器管だけのものが多い。つまり、太古の原始的なは小腸だけの存在であった。確かに、モンシロチョウの幼虫なんかを見れば、食べて消化吸収して出すだけの、チューブみたいな生き物だ。原始的な生き物というのは、そんなもの。小腸の両端に、口と肛門がくっついているだけみたいなものだ。

それ以外のものは皆、進化するにつれて、後になってくっついて発達してきたものばかり。脳や心臓もそうだ。「小腸こそが人間の原点」と言えるゆえん。いわく、

>なぜ小腸が気の田んぼで、気の海であるのか。

>ここで、また、「ははあ」と気づいたあんたはえらいっ。

>そうなのである、毛細血管である。

>最初に説明した通り、気は細い管を物が通るときの波動である。

>人間を含めて動物の場合は気は主に毛細血管を血液が通るときの波動であるのである。

>小腸は栄養をよりよく吸収するために、襞(ひだ)がもう無数にあって、その襞を広げると、テニスコート1面にもなるといわれているのである。

>そのテニスコート1面の襞に、これまた栄養を吸収するために毛細血管が無数に張り巡らされているのである。

>その毛細血管をつなぐと「地球を何周もするんですよ」なんて、神のお告げの口から出任せで、てきとーにシャレで言ってたら、最近テレビの番組を見たら、実際にそのとおりで、まあ、毛細血管を含めた血管の長さをつなぐと9万kmもあるそうで、これは地球を2周半に相当するのである。

>そこを9万kmの長さのものが人体に内臓されていて、とくに小腸には各段に多い毛細血管が内臓されていて、そこを血液が通るわけだからその波動はすんごいわけである。

>だから、誰でも食事をしているときは消化器系に血液が集まっているので、気が出ているわけである。

>もう少し言うと胃腸の強い人ほど気が溢れているわけである。

というわけで、気とは、毛細血管を通るものだということを、初めて知った。勉強になりますた・・・。

丹田はともかく、第2チャクラの話に戻ると、ここは第1チャクラ(一番下のチャクラ)との関連で語られていることが多い。

生殖機能の近くにある第1チャクラは、本能と結び付けられて語られる。性欲というより、もっと原始的な、「生存本能」という感じだ。

つまり、ちょっと意外ではあるけど、一番下の股関節のチャクラの担当は、どっちかって言ったら「食欲」。

「性欲」は、この第2チャクラの担当だ。それはやっぱり、この辺りから発するホルモンによって、情動が左右されているせいだろう。女性の場合は、ここに卵巣がある。排卵が生殖や性欲の源泉だというのは、その通りだろう。一方、男性の場合はどうなるのか?・・・考えすぎると、あまりにもややこしい。

それはともかく、性欲こそは、人間を動かす根本的な情動だ。それは、フロイト先生に指摘されるまでもない。いろんな感情や衝動が、ここから発生してくる。変な事件で捕まる人も多いから、気をつけよう・・・。

ていうか、このチャクラは、やっぱり重要だということがよく分かる。
 

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