宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

ユダヤ陰謀論

2013年05月24日 | 精神世界を語る
「アセンション」という言葉は、いろんな意味で使われている。その意味するところは、人によって異なる。 中には、「アセンション」と聞いただけで、反射的に反対意見を並べ始めるような人もいるわけだけど、そういう人もたいてい、自分の心の中に「アセンションとは、こういうものだ」というイメージを持っていて、その自分の中のイメージに対する反対意見を唱えてるんで、どういうイメージを持ってるのかは、本人に聞かなきゃ分からない。

最近、またネットでアセンション情報を見ることが多くなった。改めて思ったのは、「闇の世界政府が崩壊する」という話が非常に多いこと。

それから、「今までは闇の世界政府が隠してきた、UFOや宇宙人に関する情報が一般公開される」という話も、とても多い。これは「ディスクロージャー」と言われ、この分野における共通認識として普通に語られてる話題だ。それに伴って、「地球人類と宇宙人の、おおっぴらな交流が始まる」とも言われている。この「ファーストコンタクト」もまた、ネット上のチャネリング情報では、「今日か、明日か」というくらいに差し迫った話として語られ続けている。

UFOとか宇宙人の話は筆者も好きだけど、そういえば、「闇の世界政府」の話だけは、これまでブログで取り上げてこなかった。精神世界に関するテーマで、ここで取り扱ったことがないのは、これと道教の房中術(イマ風に言えば、スピリチュアル・セックス。残念ながら、得意分野ではない・・・)の話くらいのものか?

もっとも、高校生の頃には、ユダヤ陰謀論にかなりハマッたものだ。当時の日本では、なぜか「ユダヤの陰謀論」がブームになり、アメリカ議会でも問題になったほどだった。

ユダヤ陰謀論というのは、それこそ、何でもかんでもユダヤと結びつける世界解釈。ロスチャイルド家はともかく、ロックフェラー家までが「ユダヤ人」にされていた。ユダヤ人は、アメリカ政府とソ連政府の両方に核兵器を作らせ、冷戦を陰で演出しているということになっていた。そもそも、アメリカ独立戦争を起こしたのも、ロシア革命を起こしたのも、ユダヤの陰謀。つまり、アメリカもソ連も、ユダヤの陰謀でできた国だったのだ。ユダヤ人は、両方に核兵器を売りつけて、濡れ手に粟の大儲けをしていた。

もっとも、あの頃は東西冷戦の終わりが誰の目にも明らかだった時代で、ちょっと説得力が薄れてた。その上、ユダヤ陰謀論者の言ってる歴史の話が、あちこち、かなりおかしかったのは事実。そこが、どうしても引っかかった。というのも、筆者は、精神世界マニアであるのと同じくらいに、歴史マニアでもあるからだ。

当時の筆者は、世界史の論述試験(『OO帝国の歴史的な変遷について、600字以内で述べよ』というような感じ)が滅法得意で、いつもアッという間に書き上げていた。まあ、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の人にアリガチな「高度な言語性IQ」によるものもあって、全国トップクラスの秀才といえども、これに関しては追随を許さなかった。

要するに、歴史マニアなだけに、歴史に関するハチャメチャな話だけは、どうにもダメだったのだ。このため、「ユダヤ陰謀論」からは、だんだん離れていった。それ以来、この手の話題と距離を置いている。精神世界を長くやってれば、こういうことは誰にでもあるだろう。

でも、火のないところに煙は立たない。「世界の支配者がいる」という話に根拠があるのは確かだ。今は、あの頃の日本とはケタ違いに情報が増えており、モノの見方が昔ほど単純ではなくなっている。
 

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