宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

マハー・ムドラー

2013年05月26日 | ダンテス・ダイジ
ダンテス・ダイジの「ニルヴァーナのプロセスとテクニック」には、クンダリニー・ヨーガのやり方が、図版つきで解説されている。実際にやってみるためには、その絵を見ながら、マネるしかないだろう。

とりあえず、どういうことをするのかというと、まずは「マハー・ムドラー」。これは、ヨーガのアーサナ(例の柔軟体操みたいなポーズ)をやりながら、深呼吸すること。

 
まずは、水平前屈ポーズだ。座って足を伸ばし、上体を曲げて、両手でそれぞれの足の親指を握る。まさしく、柔軟体操でおなじみのポーズ。体が柔らかくないと無理なので、普通は足をまっすぐ伸ばせないだろう。多少、足が曲がるのは仕方ない。ホントは、背中を押してもらいたいところだ・・・。




↑前屈 ・・・ 普通は、こんなに曲げるのは無理 YOGA.jp ポーズ辞典 


まず、息を吐ききった状態で、意識を尾てい骨に置く。それから、息を吸いながら、スシュムナー管を通して、意識を次第にのぼらせていき、頭頂部までもってゆく。

次に、息を吐きながら、意識をスシュムナーに沿って、再び尾てい骨まで降ろす。息を吐ききった時点で、意識は尾てい骨にある。

この、「呼吸に合わせて、意識を上から下まで行ったり来たりさせる」というのが、マハー・ムドラーのポイント。つまり、「息を吸いながら、意識をクラウン・チャクラへのぼらせる」→「息を吐きながら、意識をルート・チャクラに降ろす」という繰り返し。
 

次に、ヒザ抱えポーズ。これは、小中学生の「体育座り」みたいなポーズだ。両ヒザを立てて座り、腕全体でヒザを抱える。カカトを、できるだけ尻にくっつける。でもって、「呼吸しながら意識の上下動」を、また3回繰り返す。




↑体育座りのイメージ画像・・・これより、もっと足を引き付けて、腕全体で抱え込む。背中はまっすぐ


それから、次は片足ずつのポーズになる。さっきは両脚を伸ばして前屈したけど、今度は、片足だけの前屈。右脚を開いて伸ばし、左脚を曲げて、カカトを会陰につける。



↑片足前屈・・・普通は、こんなに曲げられない 画像元

それから、片ヒザを立てて座るポーズだ。さっきの体育座りポーズを、右脚を伸ばし、左脚のヒザだけ立てて、立てた方のヒザを両腕で抱える。



↑片ヒザ立て座りのイメージ画像・・・もっと足を引き付けて、立てない方の足は曲げずに伸ばす。 画像元

今度は、右脚と左脚を入れ替えて、この片脚ポーズを繰り返す。順番は、「右脚が先」と決まってるらしい。


これで1セット終了。水平前屈ポーズと、ヒザ抱えポーズを、両足→右足→左足の順番で繰り返す。合計6ポーズで、1セットってことになる。

どれも、背筋のスシュムナーをまっすぐ伸ばすことと、チャクラやスシュムナーをできるだけハッキリ意識しながら、意識を上下動させるのがポイントだ。

これを見ると、やっぱり、呼吸が大事なんだなという印象だ。呼吸はすべて鼻で行ない、しみじみと、精一杯の深呼吸をする。
 
ここに貼った画像のうち2つは、ヨガのポーズ集だけに、そのまんまという感じ。でも、あとの2つは、直感的なイメージ画像にすぎない。詳細は、やっぱり同書の図版を見てもらうのが一番だろう・・・。
 

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2 コメント

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どっちでもよいのかも知れませんが (通りすがり)
2013-05-26 22:40:51
いつも楽しく、かつ、興味深く読ませてもらっています(笑)。

結跏趺坐・蓮華坐の組み方で、右脚を上にするのか、左脚を上にするのかが、文章による説明と図版とでは、逆になっている様に思うのですが、これはどちらが正しいと思います?

ずっと、どっちなんだろうと思っていた所に、この記事を目にしました。
JBLさんに尋ねることじゃないんでしょうけど(笑)。
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Unknown (ブログ管理人)
2013-05-27 09:09:40
文章にある通り、「右が下、左が上」というのが、ヨガの正式な作法です。

図版で逆になってるのは、順番はたいして重要じゃないからでしょう(笑)

個人的には、ときどき入れ替えたほうがバランスがいいんじゃないかと思う。
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