旧正月に始めた、東京五社めぐり。東京五社は、都内でも最も高い格式を誇る神社だ。すべて参拝して朱印帳に朱印がそろうと、記念品がもらえる(笑)。
五社のうち、4つまでが都心に位置している。唯一、離れているのが府中の大國魂(おおくにたま)神社。都心から離れているせいか、別格とも言える歴史を誇る。なにせ、創建されたのは西暦111年5月5日。なんと、2千年前だとされる。もっとも、この年号に、意味は特にないだろう。要は、いつ出来たのか見当もつかないほど古い。関東の歴史と同じくらい古い、ということ・・・。
かつて、府中は武蔵の国の中心地だった。大國魂神社は、平安時代から源氏の篤い尊崇を受けていた。源頼義・義家親子が、前九年の役に勝利した記念に植樹したケヤキが、今に続くケヤキ並木の起源。近くには、分倍河原の古戦場もある。北関東から進発し、道中で膨れ上がってきた新田義貞の軍勢が、激戦の末、幕府軍を打ち破ったところだ。この合戦からわずか1週間後には、討幕軍が鎌倉に攻め込み、鎌倉幕府は滅亡することとなる。
そんな歴史ある府中の街で、参道を通って神社に向かった。ケヤキ並木が美しい。鎮座する大國魂大神に、国家安泰を願う。大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)とは、天孫降臨してきたニニギノ命にいさぎよく国を譲り、自らは出雲大社に退いた大国主命のことだ。風雲急を告げる世界恐慌の中、神州を黙々と守り続けている・・・。
東京五社めぐりの中で、最も行く機会がないと思われた府中の神社に詣でたことで、今後の展開が楽になった(笑)。先日の明治神宮と靖国神社に続き、やっと3社。あとは、赤坂の日枝神社と、飯田橋の東京大神宮を残すのみ・・・。
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エキストラ氏が、大國魂神社とそれほど縁が深かったとは。日本古来の神々との結び付きが強そうですね。
宝物殿のことは、残念ながら知りませんですた・・・。今度は、いつ行けることか。
社格は官幣小社。聖徳太子の時代の前からあったって言うんだから歴史はハンパじゃない。美しいいにしえを今に伝える神社。
宝物伝に入ると、徳川家康本人の直筆の書状などが展示されていてこれには私もびっくり。コンサル星人さんは宝物殿には入らなかったのかな?
なんと、エキストラは、この神社に小学生のころから良く遊びに来ていたんですね。神職さんにいろいろな質問とか話をしているうちに二人ほど知り合いと言うか友達が出来てしまいました。あと、私と私の彼女も大國魂神社の奉賛会の会員なんですよ(笑)
とにかく歴史があります(笑)古きよき武蔵野の面影を今に残す、私にとって生涯一番大切な神社です。また、おいでになってくださいね。