宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

地球の「短期滞在者」 ~ 葦原瑞穂氏

2012年03月18日 | 精神世界を語る
 
精神世界ジャンルで広範な話題を取り扱っている葦原瑞穂氏なのだが、やはり同じ八ヶ岳に住む浅川嘉富氏と同様、UFOと宇宙人に対する関心が根本にあるようだ。そもそも、八ヶ岳は冷涼な気候のせいか、「よくUFOが目撃される」という評判の地でもある。そういうところに住んでいること自体、この問題に対する並々ならぬ関心を感じさせる。基本的に、「宇宙人問題の研究者」と言っていいだろう。
 
「黎明」では、ワンダラーのことも多く書かれている。いわく、

>魂が地球上に人間として表現を始めるもうひとつの状況として、他の生命系、つまり他の天体からやってくるというかたちがあります。こうした魂の中には、地球生命系という宇宙の中でも特殊な生命の表現の場にじっくりと腰を据えて、非常に多くの転生を繰り返す可能性も考慮に入れ、さまざまな体験を積んでから普遍意識に目覚めると言うような、本格的な魂の成長を目指したフルコースのカリキュラムを組み込んでいる、勇気と意欲に満ちた長期滞在組が大勢います。

・・・つまり、「ワンダラー」といっても、いろいろなタイプがいるということだ。ワンダラーと言えば、地球生命系に転生してはみたものの、「なんだ、ここは?」と予想以上にひどい環境にあきれ、考えるのは「さっさと帰りてえな」ということばかり・・・という人を思い浮かべるのだが、そういう人だけではない。

「ボクは、厳しい地球環境でじっくりと魂を鍛え上げることにより、偉大なる魂を目指すのだ」という、志の高いワンダラーもいる。なんとも、ご苦労なことだ・・・。

こういう「長期滞在組」は、地球で人間の意識にまで進化してきた土着の地球人類に勝るとも劣らないほど、地球環境に長いこと慣れ親しんでいる。その点では、地球出身者と見分けがつかない。こういう人たちまで「ワンダラー」(さまよえる人)と呼ぶべきなのかどうかは、迷うところだろう。そういえば、坂本政道氏は、「私は、最初から地球生命系に46億年かけて滞在する予定で、原始の地球に戻って初期の鉱物から体験を積んできました」とよく言っている。そういう宇宙からの転生者、「長期滞在組」も、実は結構いるのかもしれない。

それはそれで、ひとつの選択と言えるだろう。でも、筆者の関心は、なんといっても「短期滞在組」にある。「短期滞在組」というのは、要するに、「ちょっと地球に来てみた人々」を指している。好奇心や使命感、あるいは特に理由もなく地球に転生してきたおかげで、予想外にひどい環境で生きるハメになり、辛酸をなめている人々だ。葦原瑞穂氏も言っている。

>反対にそういった大上段に構えるのは苦手で、好奇心から1、2転生やってみようかという軽いノリの魂がいますし、また今回のように地球上で人間の意識に大きな変容が起こる時期には、これらの変化が自分たちの恒星系にどのような影響を及ぼすのかということを調査する仕事で来ている魂や、地球上の長期滞在組が気の遠くなるような歳月にわたって造り続けてきた、強靭な固定観念を壊すために、さまざまな新しいエネルギーを持ち込む目的で呼ばれている魂たちもいます。
 
・・・これには、「わが意を得たり」という思いだった。個人的には、「黎明」で最も好きな箇所と言える(笑)。それだけでなく、本ブログのメインテーマでもあるので、ここは少し長くなるけど引用しておきたい。

>短期滞在組のうち大部分は、他の恒星系から、この時期の地球における体験をするためにやってきた魂たちで、そのうち大半の魂たちは、地球圏のアストラル・レヴェルおよびメンタル・レヴェルに近い波動領域で表現を行っていたために、幽体が発達していることが特徴です。このため、テレパシーによる想念の伝達や、アストラル・レヴェルやメンタル・レヴェルでの視聴覚、植物や動物たちと会話する能力、意識的な幽体離脱等、長期滞在組の中でも、何転生にもわたってヨガの修行をしてきた人たちが身につけるような潜在能力を、生まれつき持っていることがよくあります。

>・・・このような恒星系の出身者は、幽体が発達しているために周囲の想念波動にきわめて敏感な上に、自分とは違った波動に接することには慣れておらず、なおかつ分離意識を初めて体験する人たちもいるわけですから、周囲の人たちが自分と同じ考えではないという、地球の物質レヴェルでは当たり前の状況に直面することが、大変なストレスになる場合があります。

>・・・また肉体を初めて持ったり、肉体を通して表現する経験が比較的少ない魂の場合には、歩いたり、体のバランスを取ったり、道具を使ったりというような基本的な動作の発達が、長期滞在組の魂が表現する子供に比べて、著しく遅れるようなことも起こります。

>・・・この他、肉体に意識が明確に固定されていないために、しばしば意識が飛んで「心ここに在らず」というような状態になる場合があります。このようなとき、本人はそれなりの精神活動を他のレヴェルでやっていて、それが必要なこともあるのですが、外側からは単にボーッとしているようにしか見えませんから、周囲の人たちが無理解な場合には、いろいろとトラブルになることもあるわけです。

・・・。
  
この後も、「短期滞在組」の特徴が、「これでもか」とばかりに延々と書き連ねられている。まったく、「わが意を得たり」というか、まるで自分のことを書かれているようだ。「何転生にもわたってヨガの修行をしてきた人のような意識的な幽体離脱」とかは出来ないけど(まあ、夢の中ではよくやってるが・・・)、それ以外のことは、ほとんどが当てはまっている(笑)。
 
葦原瑞穂氏自身はおそらく「長期滞在組」なのだろうと思われるのだが、どこから得た情報なのか、「短期滞在組」のことを実によく知っているのには驚かされた。

それにしても、短期滞在者の苦労は、まったく筆舌に尽くしがたいものがある。分厚い「黎明」の中でも、ここは筆者にとって最大の関心分野だ。今後とも、このテーマを掘り下げていきたい。
  

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24 コメント

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クラリオン星人 (クラリオン)
2012-03-18 21:50:55
ベトル・ホボット氏、黎明、22を超えていけにしても、天界の最高機密って、日本の一般市民にまで漏れる程度のもんなんですね。。。
心理分析?すると、意図的にリーク?それと注目を集める、信憑性を高めるという、何かの存在の心理分析してしまうのは悪い癖でしょうか。
あのファティマの奇跡にしても、出現したマリアが、子供に向かって(このことは、決して誰にも話してはいけませんよ!)って、子供なんだから話しちゃうのが当たり前だと思うんでが・・。まるで絶対周りに話すのヨっ!!って、感じの色々突っ込みどころ満載のマリア様に、UFO乱舞のド派手なパフォーマンス!
多分今度は
いや、いいや。話したって仕方ないし。

浅川さん、あのクラリオン星人の本まで進めてる・・・。
たしかあのクラリオン星人って、写真からマネキンだって判別されたって聞きました。

ある程度、霊能力のある人なら、画像から生気や神性が無い事なんて、すぐわかるでしょうに・・・。
でも、それが間違いで、クラリオン星人は確かにいます!クラリオン万歳!・・・

曾て80年代に一世を風靡したメッセンジャー、ビリーマイヤー・・彼のUFO写真からも釣り糸が科学判定され、今の彼を信じる人は、彼の信者だけとか・・・。
それにあの超美人人型金髪宇宙人セムジャーゼ、ビリーの彼女にそっくりって・・。
宇宙広しといえども、やっぱり似た人っているんですね。
その友達の宇宙人も、なぜかその彼女の友達にクリソツだったとか・・・。

その後、日本でもセムジャーゼとコンタクトしているというヨガ行者の本が出たと記憶している。
たしか(はてなちゃん)っていう、かなり変わった友達受けしそうなアクセサリーを販売して、宇宙人からメッセージを受けたとかなんとか・・・。あのアクセには、ぶっ飛びました!
ただ、アレ飾った人に幸運が訪れたとは到底思えない。
人を惑わし、惑わされ、気づいた時には時遅し・・・。
コンサル星人様、いつもすみません。コンサル星人様だけは信じてます。
こういった考えもあるってことで許してください・・・
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Unknown (is)
2012-03-18 22:20:40
こんばんは。黎明に書かれてある短期滞在組についての情報は私も好きな部分で
そのへんを立ち読みして本の購入を決意したぐらいでした(笑)

個人的には、「ワンダラーは物質の扱いに不慣れなため
何事も安易に物事を進めようとして、失敗し自身を失っている」というような記述に笑ってしまいました
自分のことやん、みたいな。

ところで、コメント欄で名前の出ているビリー・マイヤー氏については、
偽物と判定された写真は、オリジナルのものから擦り変えられているものだ、という説もありますね。まぁ真偽はわかりませんが。
2001年のディスクロージャー・プロジェクトによると
UFOの存在を隠蔽しようとする組織というのも実在するようですし。
返信する
ワンダラー (バシャール)
2012-03-18 22:29:31
バシャールって、今話題のシリアの大統領・・・。中東じゃ結構有り触れた名前みたいで、平和ってイメージからは遠いなあ。
宇宙人なんだから、ピノピノとか名前希望!

ワンダラー・・・、やはり概念を創ったスコット博士は尊敬に値する。来日した際、二万!!でセッションしてくれるみたいだけど。
凄い。アルバイトしなきゃ・・・。

全く概念は違うが、知ってる方もいらっしゃると思うが、1961年から刊行されている、SFとしては世界最長のスペース オペラ小説シリーズ 「宇宙英雄ペリー・ローダン」

これにも「ワンダラー」という存在が出てくる。
このワンダラーは、はるか以前、肉体を脱ぎ捨て、純粋な精神生命体になった 超科学力を有した、彷徨える惑星の、ある種族の精神集合体。彼らは遥か昔、肉体を卒業した という設定。
まるでアセンションを経た我々の未来の姿の様だ。
これは便宜的に人間ではないので、本では アレ、またはソレと書かれている。
このソレは、ペリーローダンおよび地球人を宇宙の後継者と認め、謎かけや試練を与える。
そして、なにより「細胞活性装置」という卵型の永遠の生命を保障する装置を与える。
それを、放射能より超進化した日本人を含むミュータント他、優れた人間に与えた。

なんか、これをアセンションの教科書にしても、いいよーな?
あくまでSFですし、ワンダラーとかはノンフィクションですよね?絶対。
ただ、自分がワンダラーだと(またはワンダラーそのものの概念)、100%信じることは、ちょっとどうかと。
あくまで私たちは地球で生活していますし・・。
それはグラウンディングも含めて、心の居場所が宇宙のどこかの★では、どうも転生(これも概念の枠はまだ出ていない。)の意図からはずれてるような気がします・・・。
それは一生懸命に生きるって事ですから。後は周りの人を愛する・・・。今を生きる・・・。
ただ、これを見ている人ってのは、 の 資格があると思います。
だから、 ってますね。

なんかもっと面白いもの読みたい・・・。魂が震えるような。
すみません、黎明とっても凄くて、面白いです。
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バーナム効果 (確証バイアス)
2012-03-18 22:51:30
血液型占いも、誰しもが色んな側面を持っていて、誰にも当てはまる・・・。バーナム効果。
洗脳のテクニックにも使えますね。
それと、ヒトラーも血液型信奉者だったそうですが、怖い事ですね・・
あっと、関係ありませんね、すみません。
でも、意外にワンダラーのチェック表を、一般の不思議大好きな人にチェックしてもらっても面白いかもしれない。
あ、さすがに打っ飛ぶか・・・。
そういえば、フロイト、ユングの集合的無意識って概念は、精神分析学・霊学にとっても凄まじい一大発見でした。
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セムジャーゼの友人 (ビリー)
2012-03-18 23:01:32
セムジャーゼの友人の宇宙人の写真。
田舎のおかん丸出しだったよーな。
あんれ、こっぱずかしいからやめてけれって、感じて、はにかんでて。
カントリー娘みたい♥
よーく覚えてます。
ただ、宇宙人にもダイエットは必要かと存じます。
肉を食ってるってのも凄い話だったなー。
やっぱダイエットしなさい。
バシャールさん伝えて欲しい。

そうです。ビリーの画像は差し替えられてます。ディスクロージャープロジェクトです。
ただ、その会見も長かったけど、ビリーの名前は一言も出てなかったと記憶してます。彼らの文献にも同様。

でもいます!絶対!・・・
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はじめまして (vitri)
2012-03-19 15:40:10
宇宙の魂を持つ人 という検索で、
ここにたどり着きました。

ここ何年か、毎日頭に思い浮かぶ
(浮かんでしまう)のは、帰ってから誰かに地球生活の報告をする自分。

感情の波動が自分にとって刺激が強すぎるようで、マスコミ、ラジオ、テレビなどが苦手です。

今回で地球を離れたいなぁ。。。
なんでここにきちゃったのかなぁ。と毎日思っておりましたので、コンサル星人さんのようにお感じになる方がいらっしゃって、安心してます。

こんな事思うのは、こころが弱い人間だと思い絶対口外しませんでしたし、
宇宙の魂を持つ人々、のスコット・マンデルカー博士の御著書も発売は初版より存じておりましたが、
中身を読んで現実から逃げる事になるのかもしれないと思い、
敢えて読まないでおりました。(先日買いました(^_^;)
でももともと心根が弱いので、今でもまだ日々の苦しさは変わりません。

私はジャズピアノを演奏しています。
即興演奏しているときは、メンバーとも、自分とも、口頭で交流しているときより、楽に感じます。
みんな目の前の事に集中しているので、余計な事考えないからでしょうか。

演奏によって自分の中身がばれているようで、ちょっと恥ずかしいですが(笑)

『黎明』は記事を読むと、本当にききづてならない内容なので、良く読んでみたいですね。

是非コンサル星人さんのお話をもっと聞きたいです。
よろしくお願い致します。
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Unknown (名無し)
2012-03-20 03:27:12
「現在の日本のようなある程度平和な国に生まれたのは奇跡のようなこと」
「ほかの恒星にいる魂たちは、今の時期の地球に居るものに羨望を感じ、自分も何としてもそこに行きたいと突撃してくる魂もいる」

細かい部分は忘れたけど、とにかくこのようなことが黎明に書いてあります。
こんなに酷い星になんとしても産まれてきたいと思うのは不思議ですね。
この星にやってこれても、そのほとんどが、たちまち全てを忘れてこの星の波動に巻き込まれてしまうのだろうけど、
そのリスクを負ってでも生まれてきたい理由があるとすれば、やはり今の時期に起こっている地球規模の変容のためなのでしょう。
北朝鮮でも中国でもいいから、とにかく"地球"に行きたい、と。

確かに苦しいけれど、今の時期の地球の、しかも比較的平和な日本にこうして生きているということは、
本当にとてつもないことなのかもしれないですね。
返信する
ワンダラー (ユウカ)
2012-03-21 00:27:12
はじめまして。
ユウカと申します。

『ラー文書』での検索からこのホームページにたどりつきました。
ワンダラーのこと、そして短期滞在者のこと。
あまりに自分にぴったり当てはまっていて、こんなに的確な表現があったのかと驚きました。
とても勉強になる記事を、本当にありがとうございます。
これからも、この世界の真実へ向かう記事を楽しみにしています。
返信する
ワンダラー (runy)
2012-03-21 14:41:31
ワンダラーで検索しました

短期滞在者にあたるのかと、、
ボーっとするとか 星と話したいとか
わかりやすい状態です

電車の中に強烈にストレスを発する人がいると身体に痛烈な痛みとして共有してしまいます
通勤ラッシュで一日が終わる、、ほど消耗していました


チャネラーさん伝いにエドガーケーシーから「容姿を伝えるとあなたがショックを受けるので控えます」と言われてショックを受けました、、

転生回数は少なく、オーラの色がよく変わるとのことでした

今世の目標は?と聞くと
肉体に宿るときかなり危険だった
よく発狂しないでいられた
と見つめられ
「健康であればいい」といわれ

感謝はしましたが
実地的指針にならない、、、とがっくりもしました

単一性種、女性しかいない星から来ていて
自分と同じ波長しか周りにいないため

違う’ことが理解しづらい、、
これはすぐにわかりました

調和が わたしの中にあっても
外には無い、、ことが多い、、
ことに すごく抵抗と違和感がありました、、

言葉では言いづらいですが
宇宙に抱かれているような感覚、、をベースに
通じ合うことができない

ここで深いやすらぎのような感覚に触れた記憶がありません

幼いわたしの中に
愛とゆう概念がどんなものかすらわからない’と言う子がいました

混沌と不足 悲しみを学び 恐れの感覚

愛からほど遠いここで
わたしは内に向かうしか術がありませんでした

内へ向かえば向かうほど
広大な宇宙へ広がることになります
個人的な体験ですが
わたしはこれを愛と認識しています

それは現世とうんと離れることとイコールで

目に映る社会で世間話で経済や政治を深刻に詳細に捉える意識 娯楽を追って 芸能やファッション 出来事だけにフォーカスしつづける意識たちになじまない 状態を創ります

清濁合わせ込んで関わる 
建設的に改善していく意志が 
薄くなってしまいます

どんなスタイルで
これが唯一の社会だと思って生きている人たちと関わればいいのか
わかりません

まして人や種がさまざまであるほど
どのツールを使うかが その意識の自由であることを考えると

わたしは自己へ向かうしかないようだ
と思ってしまいます


返信する
逃げられなかった (地球の裏側でも)
2012-03-22 15:34:07
俺も満員電車に乗ると、触った人の悪い箇所が、否応なしにわかり、人混みに行くと、悩み抱えた人の頭から、変なものが見えるし、東京とか行くと、それだけで毎日グッタリ。何故か周りは元気になるみたいだが、息してるだけで辛く、生きてるだけで、人の数倍大変だった。イタリア行っても、カナダに行っても病弱な母の体調が手に取るようにわかり、母がくるしむと七転八倒。死ぬかなんて何回も。俺も一時期、この星の生物じゃないんじゃないかと思ってた。ただ少なくとも通常の人間とは別のものにならざるを得なかった気がする。これだけ何十年と現世に居ながら別次元に同時に行き、誰からも理解されず。変な美しく光る×の星の夢をなぜか見るし。願望か?兎に角、縁ある人なら、アセンションなんて子供の時から仕方なくとも始まってる!
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