今までの地球は、第三密度だった。今は、第四密度に進化している真っ最中。
たとえてみれば、今までの地球は、中学校だった。これからは、高等学校になろうとしている。もう中学校の卒業式は終わって、高校の入学式を待つばかり・・・という時期だ。
ワンダラーは、それにお付き合いするために、わざわざ他の惑星から転生してきた。
そんなワンダラーは、第六密度からの転生者が多いと言われている。
たとえてみれば、大学院生が、中学に入り直して、一緒に高校に進学するようなものだ。
大学院生にとって、いまさら高校に入り直す必要はない。必要はないけど、これにお付き合いすることには意味があるので、あえて中学校に転生している。
もしも、大学院生が、そのまま中学に入って、中学生たちと一緒にいるならば、まず、周囲と同じレベルで対話をするのは無理がある。
どう見ても、「生徒」には見えない。普通に見て、「先生」としか思えないことだろう。先生とまで行かないにしても、まあ、「教育実習生」といったところか。
本来なら、それくらい、意識レベルに差があるのも事実。
だけど、一見、そうは見えない。そこが、重要なポイント。
というのも、地球に転生する過程で、それまでの記憶や自覚はすべて失われている。まっさらな白紙状態で、普通の地球人と同じように生まれてくる。
だから、周囲はもちろん、本人にさえ分からないようになっている。とりあえず、「何を考えているのか、よく分からないヒト」くらいにしかなれない。
もしも、「大学院生」としての記憶と自覚を持ったまま、「生徒」たちを指導するために地球にいるのならば、それは、ここでいう「ワンダラー」(さまよえるヒト)ではない。
ワンダラーでないのなら、別の名前を考えなきゃいけない。それは、「覚醒ETソウル」とか、場合によっては、「ウォークイン」と呼ばれることもある。
中には、「大学院生」どころか、「教授」に相当するような意識レベルの転生者もいる。そういう人が、「人類の教師」と呼ばれるのだろう。
でも、普通は、そこまでの力がない。むしろ、地球での困難な人生をなんとか生き抜くのが精一杯だ。
どちらにしても、意識進化のプロセスというのは、すべてが途中経過だし、行ったり来たりの繰り返しも多いので、究極的には、たいした違いじゃないとも言えるけど・・・。
地球に生命が発生して、40億年ほどがすぎた。
進化は、最初はゆっくりと始まり、だんだん加速してきた。今は、1年が、かつての1億年にも匹敵するほどの、急速な進化が起きている。
そんな中で、地球の生命は、かつてはアメーバのような小さくて単純な生き物から始まり、無数の輪廻転生をかさねるにつれて、鳥や獣へと進化し、やがて、人間にまで進化してきた。
そこに、宇宙からの転生者たちも、続々と参加してきた。プレアデス、シリウス、ベガ、アークトゥルス・・・といった星から、転生者が入ってきた。
地球人類には、まだ、野生動物の意識から進化して、日が浅い魂が多い。彼らは、生き残るための闘争本能を、色濃く残している。いまも、争いが絶えない。
そんな地球に、別の波動をもたらすために到来したのが、宇宙からの転生者たちだ。
宇宙の意識は、究極のところでは、すべてつながっている。でも、とりあえず「文化の違い」みたいなものは大きい。
たとえてみれば、古代の日本列島に、アジアの各地から人間が集まってきたようなものだ。シベリアや北海道から来たヒトもいれば、東南アジアや沖縄から来たヒトもいるし、中国や朝鮮から来たヒトもいる。
そういう人たちが、長い間に混血して、「日本人」が出来上がってきた。
そんな日本に、最近になって移住してきた外国人は、「移民」と呼ばれる。日本にやってきて日が浅いので、文化の違いに直面することになる。
宇宙からの転生者も、それに似ている・・・。
(続く)
^_^U+2661
ありがとうございます!
文化の違い、という言葉が、とてもしっくりきます。
頑張って頑張って努力して馴染もうとして、疲れてしまいます。本当の自分を見失ってしまいます。
ありのままの自分の感覚であることと、
努力して馴染むことと、同じくらい大切な気がします。^_^
同じような人がたくさんおられて、とてもうれしいです。
今日はじめてこちらを拝見しました、
ちょくちょく寄らせてもらいます。
感謝です。
この記事の、ワンダラーの話の元ネタになっている本でオススメがあれば是非教えてください。よろしくお願いします。
「ワンダラー」に関しては、大元のタネ本といえるのは伝説のチャネリング文献「ラー文書」です。