宇宙のこっくり亭

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火星の隕石に、やはり微生物!?

2009年12月10日 | こっくり亭日記
読売ONLINE

火星からの隕石に、微生物の痕跡がある・・・。この論争が、再燃したようだ。

火星から飛び出した隕石は、1600万年もの間、宇宙空間を漂流していた。1万3000年ほど前、地球の引力にとらえられて南極に落下。これを、13年前、アメリカの南極調査隊員が拾い上げた。なんとも気の長い話だが、それが「縁」というものなのだろう。
 
南極大陸は、厚さ3kmもの雪氷に覆われている。これは「日本の屋根」こと木曽山脈や飛騨山脈のトップクラス、「3000m級の山々」と同じくらいの高さ。これが、広大な大陸全土を覆っている。さすがに、「南極の氷が溶けたら、世界中の都市が海に沈む」と言われるだけあって、氷の量は半端ではない。地球土着の岩石は、これを掘らなきゃ出てこない。あたり一面、真っ白だから、ポツンと落ちている黒い隕石はよく目立つ。このため、「隕石探しをやるなら、南極に限るわな」というのが、専門家の共通認識になっているらしい。 
 
「なぜ、火星の隕石だと分かるの?」というのが素朴な疑問なのだが、これには理由がある。火星には、すでに探査機がたくさん飛んでいる。隕石の成分を鉱物学的に分析すれば、火星表面の岩石と同じものだということが分かるという。また、隕石には、小さな孔が開いている。この中に閉じ込められた大気の成分もまた、火星の大気と同じものだという。
 
この隕石には、「微生物の痕跡がある」として、おおいに論争を巻き起こした。当の米航空宇宙局(NASA)が大々的に発表したのだから、話題になったのも当然か。

そんな中で、NASAの研究チームが、新たに調査結果を発表した。

それによると、最新の電子顕微鏡で隕石に含まれる磁鉄鉱の結晶を分析し直した結果、「これは、熱や衝撃で生成されたものではなく、ある種の細菌が体内で作り出したと考える方が妥当なのだ」そうな。「火星に生命があった」という、有力な証拠として浮上してきたらしい。
 
火星では、すでに水の存在が確認されている。「大昔には、もっと水があった」というのも、ほぼ間違いない。生物とは切っても切れない関係の有機物、メタンガスも確認されている。先日も、「火星の大気成分を調べたところ、暖かい季節には、メタンガスが増加していた。これは、地中の微生物がメタンを発生させているからではないか」とNASAが発表して、話題になった。
 
地球外で生物が発見されれば、それこそ世紀の大発見。NASAの科学者たちは、燃えている。もっとも、精神世界ファンとしては、「微生物の痕跡」どころではなく、「火星で古代文明の遺跡が発見されました」くらい言ってもらいたいところだが・・・(笑)。 
 
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