>これらのソウルの第一波は・・・地球上の生活に最も適応困難な時を過ごしました。彼らは我々の世界の横行する暴力に恐れをなして”ホーム”に帰りたいのです。彼らは意識的には、ホームがどこか全く分からないのに。(転載元)
ボランティア・ソウルは、地球での経験は浅いけど、この地球環境に生まれる前に、どこか他のところで意識進化してきた。もしくは、どこか他のところから分かれて、この地球にやってきた。
ここでドロレス・キャノンが語っている内容は、チャネリングではない。催眠療法でセッションしてきた人々が、催眠状態になって無意識のうちに語ったことの集大成。要するに、「生まれる前のこと」を思い出した人がたくさんいる・・・ということ。
もちろん、「広い意味では、人類はみな、宇宙のどこかからやってきたのだ」という人も少なくない。でも、筆者はそう考えていない。それは何といっても、地球の人間や動物たち、そして歴史を長らく観察してきた上での結論だ。
というのも、大昔の古代人たちの素朴さや、野蛮で暴力的な争いは、自然界の野生動物が見せる姿にあまりにも似ている。ちょっと失礼な言い方かもしれないけど、現在でも、野生動物だった頃の意識を色濃く残している人間は、決して少なくないように思う。地球人類の大半は、この地球において太古の昔から輪廻転生を続けるうちに、鳥や獣から意識進化してきた土着の魂であることに間違いない。
おそらく、原始的な生物の、ほとんど眠っているような意識からスタートして、「人間の意識にまで進化する」というのが、地球の生命としては、ひとつの目標なんじゃないだろうか。その意味では、地球は一種の「養成所」であると言える。
言い換えれば、意識の種をまいて育てる「農場」みたいなものだとも言える。地球に種をまかれて意識進化を開始し、幾億年もの歳月を経て、ここまで進化してきた人間の魂。はたして、どれだけの意識が、十分に進化して「収穫のとき」を迎えることか・・・。
とは言っても、そんな土着の魂だけでは価値観が固まりやすいので、「どこか他のとこから」(From Elswhere)、やってくる人によって新風を吹き込む必要がある。
「新風を吹き込む」というのは簡単だけど、価値観が根本から違いすぎて困難だ。同じ地球上の、外国に行っただけでも適応するのは難しい。ましてや、別のところから来たような意識は、根っこの部分からして考え方が異なっている。
ドロレス・キャノンによれば、地球環境に適応すべく、大変な困難に直面してきた「第1の波」。それに続いて登場したのが、ボランティア・ソウルの「第2の波」だという。
>第二波は20代後半から30代です。彼らは第一波よりもはるかに簡単に、地球上での生活への移行を行いました。第二波のソウルは、舞台裏で働く傾向があります。多くの場合、独身で、ほとんど、あるいはまったくカルマを創りません。ヒプノシスのセッションで、彼らは無意識のうちに地球上にエネルギーを向けるアンテナとして説明されています。彼らは、何もする必要はありません、彼らは、単に居なければならないのです。彼らのエネルギーは、彼らが接するすべての人に影響を与えます。彼らのパラドックスは、彼らのエネルギーを分かち合うことになっているのですが、彼らは人々の周りにいるのが好きではないのです。
20代後半から30代の若手が、ドロレス・キャノンの言う「第2世代」。この世代は、第一世代よりも、はるかに地球での生活に移行しやすかったという。やはり、いつの時代も、最初に道を切り開くパイオニアは大変なのだ。いったん道筋が開かれれば、それに続くのは、そこまで難しくない。それにしたって、地球で生きるのが簡単でないことに変わりはないのだが・・・。
この第2の波の人々も、なにか特別なことをするわけではない。彼らは、「無意識のうちに地球上にエネルギーを向けるアンテナ」なのだ。
地球での役割は、「異なる波動をもたらすこと」に尽きる。要するに、やっぱり、「波動調整装置」だった・・・。
ボランティア・ソウルは、地球でカルマを積みたくない。だから、家庭も持たず、地球生活のお付き合いはホドホドに、さっさと帰りたがっている人が多いという。いわく、
>多くの第一と第二の波のソウルは、無意識のうちに子供を持つことはカルマを創ることと知っています。運よく、彼らが共感できるソウルに会うことがない限り、多くは、最初から結婚しません。彼らはただ自分の仕事をして、“ホーム”に帰りたいのです。
そういえば筆者も、子供を持つというのは考えたことがない。犬や猫などと同様に、小さな子供も熱烈に大好きで、「幼稚園や保育園に向いてるんじゃないの?」と言われるくらいなのだが、そういえば、自分の子供を持つというのは考えたことがなかった。別に、深く考えた上での結論というわけではなく、「そういえば、それは考えたことがなかったな・・・」という感じ。そういえば、「長生きしたい」とか、「子孫を残したい」とか、そういう気持ちが昔から無い。
「少子化が進んでいる」というニュースを見ても、「大いに結構なことだ」としか思えない。人口が多すぎるのは、現在の地球が抱えている大きな問題点のひとつだからだ。日本を始め、東アジア諸国やヨーロッパ諸国などでは、極端な少子化が進み、人口が減る傾向にある。インド人やアフリカ人にも、早く見習ってもらいたいものだ。
それにしても、「地球での生活になるべく深く関わらず、寿命が尽きるまで、なんとか人生をやり過ごそう」というような感覚が、意識的であれ、無意識的であれ、自分の人生には常に付きまとっているように感じられる。
もちろん、全員がそうではない。中には、「良い家庭を持ち、良い仕事を持っているが、それでもさっさと地球から帰りたがっている」というボランティア・ソウルもいるというから、フクザツだ。
>彼らのパラドックスは、彼らのエネルギーを分かち合うことになっているのですが、彼らは人々の周りにいるのが好きではないのです。
・・・というのも、おもしろいところだろう。
「地球に新たな波動を持ち込む」という観点からすれば、「なるべく多くの人々に接して、影響を与えていく」というのが、本来のあるべき姿だ。でも、ボランティア・ソウルの多くは、エゴの強い人間があまり好きではなく、深くコミットしたがらない傾向にある。「人間嫌い」とまではいかないまでも、実のところ、心から好きではなかったりする。それは、けっこう難しいジレンマだ・・・(笑)
それは、分かりません。こちらが教えてほしいです(笑)。
小5の下校中に、早く終わりてぇ~て
脳内で叫んでましたね(笑)
公害、人間的レベルの低さ、全てにおいて最低